JMeter クッキー(cookie)を利用した負荷テスト

公開:2015-01-31 / テスト / , ,
更新:2016-05-13
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先日、JMeterでセッションを利用した負荷テストを紹介しました。

その際、例として挙げたログインフォームは、cookieを利用したものも多くあります。

JMeter セッションを利用した負荷テストの記事を参照)

 

もちろん、cookieを利用したサイトに負荷テストする際もJMeterで問題ありません。

 

本日はcookieを利用したサイトのJMeterの使い方について説明したいと思います。

 

説明の前に

実は、セッションの時と同様に「HTTPクッキーマネージャ」を利用すればできてしまいます。

 

それだと、話が終わってしまうのでちょっとひねったケースを想定して紹介したいと思います。

 

cookieを使いたくなる状況

cookieを利用するサイトを負荷テストしたい場合、想定されるシナリオとしては大きく以下の2つがあります。

  1. サイトからCookieに挿入された値を持っておきたい。
  2. あらかじめCookieに必要な値をセットさせたサイトにアクセスしたい。

 

1は網羅的なテストシナリオでよく使われますので、特に説明はしません。

JMeter セッションを利用した負荷テストで紹介しています )

 

2は、例えば「初回アクセス時と2回目以降のアクセスで表示させるページ」にて、2回目以上に表示されるページのみに負荷テストをしたい場合に、あらかじめ「一回アクセスした状態」にするのです。

 

本日は2のケースを紹介したいと思います。

 

Cookieにあらかじめ値をセットしておく

いつものようにpenguinweb.netにJMeter cookieを利用したページを用意していますのでそちらにアクセスすると、

1277-1

の画面が表示され、オレンジの枠のとおり初回のアクセスでクッキーが発行された旨が表示されます。

 

同じページをリロードすると、以下のとおり「クッキーは発行済みです。」と表示されます。

1277-2

クッキーを削除してアクセス すれば、また初回アクセス時と同じテキストが表示されます。

 

次にJMeterの設定です。

 

冒頭で説明した通り、HTTPクッキーマネージャを利用する方法については、JMeter セッションを利用した負荷テストで紹介していますので、そちらを参考にJMeterを設定します。

 

設定が終わったら、Cookieにあらかじめ値をセットします。

 

HTTPクッキーマネージャの「クッキーマネージャーに保存されているクッキー」にて「追加」ボタンで入力フィールドを増やし、名前・値・ドメイン・パスを入力します。

1277-3

 

これでテストを実行し、結果を見ると、

1277-4

 

のとおり初回のアクセス時に、すでにクッキーが発行されている状態であることが確認できます。

 

最後に

セッションにあらかじめ値をセットしたい場合ですが、わかりませんでした。。。

 

たぶん出来ると思うのですが、誰か知っていたら教えてくださいm(__)m

 

まぁ、セキュアな処理を前提とすると、セッションIDを利用してクライアントを確認するようなセッション管理をするはずなので、JMeterで無理やり代入した値で通ってしまうようであれば、セキュリティ的に危ないとみなせるので出来なくてもいいのかもしれません。

(あ、脆弱性を見つけるっていう意味では出来たほうがいいのか。。。)

 


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