バンドと仕事 ~バンドマンの仕事の探し方~
これは
バンドで飯を食う!
ことを志した人にとって一番悩むことだと思います。
とはいえ、どんなに大きな夢を描いてもお腹は一杯になりません。
ここでは、バンド活動を優先できる仕事について紹介したいと思います。
働く必要があるか
いきなりですが、今あなたは働く必要がありますか?
たとえば、身内がお金持ちであれば当然働く必要はありません。
ある程度まとまった額を貯金して、そのお金がなくなるまでバンド活動を続けるといったこともできるかと思います。
何が言いたいのかと申しますと、まずは
「働かなくていい、もしくはバンド活動に必要な最小限のお金を稼ぐ環境」
を考えて見ましょうということです。
たとえば、彼氏彼女の家に転がり込んで養ってもらっているヒモ生活であれば、バンド活動に必要なお金だけを稼げばよくなりますし、実家で親と暮らせば家賃など生活費はグッと抑えることが出来ます。
あなたにしか出来ない、バンド活動に必要な生活環境を考えて見ましょう。
とはいえ、音楽で生きていくと決めた人がヒモや実家暮らしは、正直ダサイです。
クラッシックのような上流階級が嗜むようなジャンル(ちょっと偏見ありますかね?)であれば、割と裕福な家庭で音楽大学卒業のエリート達が多そうなのでそんなに気にならないかもしれませんが、
親に甘えてロックってどうよ?
というような反骨精神的なジャンル(!?)では気のあうメンバーは見つからないかも知れません。。。
仕事の条件
さて、バンド活動をするために働かなくてはいけない人のために、「どんな仕事がいいのか」の前に、従事する仕事の条件を整理してみましょう。
まず、スタジオでの練習ですがメンバーと日程を調整する必要があるので働く時間は融通が利かないと困ります。
当然、ライブの日は働けませんし、ツアーとなればまとまった休みが必要です。
また、ビジュアル系など奇抜な容姿を維持する必要があれば、接客業は難しいでしょう。
見えるところに刺青を彫っていたりすればさらに限定されると思います。
ざっとまとめると、以下の項目が挙げられます。
- シフト自由
- 時間帯自由
- 服装自由(茶髪・ピアスOK)
- 自宅から通える範囲
- バンド活動に最低限必要な金額を稼げる
他にも、学歴が無い人は学歴不問だったり、住むところが無ければ社宅・寮完備など条件を見直してみてください。
ここでアドバイスですが、条件に「高収入」とするのはよくありません。
あくまで「バンド活動に最低限必要な金額を稼ぐ」を条件にしてください。
もちろん、お金はあるに越したことはありませんが「バンドで飯を食う」と決めたからには、とにかくバンドで飯を食えることを目指しましょう。
具体的な仕事
それでは、従事できる仕事を具体的に見ていきましょう。
上記の条件をベースに考えると、以下の仕事があげられると思います。
- コンビニ
- 引越し
- コンサート会場の設営
- パチンコ屋
- レコーディング・スタジオ
- 楽器屋
- 弁当屋
- コールセンター
- 工場・倉庫業務
- 治験(※)
- WEBデザイナー
「服装自由」については、従事する内容次第で自由の程度が異なると思います。
募集条件を確認して、必要に応じて問い合わせをしてみましょう。
※治験のアルバイトは探しづらいので、以下、仕事の探し方で紹介しています。
仕事の探し方
インターネットで探すのが一番効率が良いと思います。
タイムリーに情報が更新されますので、連絡したら締め切ってた、なんてことが少ないと思います。
また、不明な点は事前にメールで問い合わせも可能なようです。
(昔は書店で某求人雑誌を買ったり、フリーペーパー(タ○ンワーク、など)を見たり、たまたま目について近所の張り紙などから連絡を取ってました。今思えば懐かしいです)
以下はオススメの求人サイトです。
日雇いの仕事が多いので、バンド活動を優先させるにはもってこいだと思います。
このサイトからアルバイトの申し込みを行い、採用が決まるとお祝い金がもらえます。 仕事内容に応じて金額が異なりますが、スタジオ練習の足しにはなるかと思います。
また、ちょっとサイトで見つけるのは大変だと思いますので治験のアルバイトも紹介します。
日本最大級の新薬モニター情報サイトいろいろ噂はありますが、被験者の安全性は担保されているようです。応募資格の条件が細かいのでよく確認してから申し込む必要があります。
おすすめの仕事
インターネットが普及し、パソコンが一家に一台の時代となった今、あなたもある程度パソコンを使いこなすことが出来ると思います。
そこで、自宅で出来る仕事について紹介します。
WEB業界のクリエイター職(WEBデザイナー、など)や、ワード、エクセルを利用したデータ入力の仕事であれば、ほぼ間違いなく条件に見合う仕事が見つかります。
前述した求人サイトはアルバイトをメインとした求人が多いですが、条件を満たせば、雇用形態にこだわる必要もありません。
特にパソコンがある程度使えれば、それは立派な技術です。
手に職があれば、その分野で稼ぐことでバンド活動に時間を割くことが容易になると思います。
以下のサイトでは、そのような求人を扱っていますので、是非参考にしてみてください。
「仕事を依頼する人」と「仕事をしたい人」をマッチングするサイトです。
案件数がかなり多く、データ入力・ちょっとしたライティング作業(原稿作成)など比較的スキルが必要の無いものも多いのでオススメです。
「仕事を依頼する人」目線での説明が多いので会員登録しないと説明が分かりづらいかもしれません。
ランサーズに比べ案件数が少ないですが、データ入力・ライティング作業の案件が充実しています。最初は、こちらで仕事をこなし、慣れてきたらランサーズでも仕事を探すと時間を有効活用できます。
おわりに
バンドで飯を食う、と決めたからといって、アルバイトなどで生計を立てることは恥ずかしいことではありません。むしろ、
働いてその分の対価を得る
という、自分で働いてお金を貰うということがどんなに大変かを経験することは、今後のバンド活動でもプラスになります。
このような社会人経験のないメンバーとバンドを組むとよく分かりますが、そういう人はどこかに甘えがあり、練習後のミーティングやライブの反省会などで発言しても、シラけることが多いです。
働くことで自然と同僚とのコミュニケーション能力が磨かれ、目的意識をもって作業に取り組めるようになり、それがバンド活動でも同じことであると気づくことでしょう。
このような苦労は人生の肥やしです。
頑張りましょう!
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