iCloudでiPhoneのバックアップに失敗する場合の対応 原因は容量不足?
容量の大きいiPhoneを利用している人であれば、一度は、
Not Enough Storage
This iPhone cannot be backed up because there is not enough iCloud storage available.
You can manage your storage in Settings.
という通知が表示されたことがあると思います。
そんなに難しくない英語なの大丈夫かと思いますが、念のため訳すと「iCloudの容量が不足しててるからiPhoneのバックアップができないですよ」と書かれています。
英語だし面倒くさい感が半端ないので「後でやるかな」と思って「Close」しても、やらないと毎日深夜0時に、また通知が来ます。
僕自身、1ヶ月以上放置した時点で「いい加減にやるか」と重い腰を上げました。
同じ悩みを抱えている方のために、本日はiCloudのiPhoneバックアップ失敗の対応について紹介したいと思います。
事象の確認
以下の画面の通り、通知が届き、さらにダイアログも表示されます。iPhoneは多言語対応しており日本語でも問題なく変換されるのですが、何故か英語のままです。(この英語表示がさらに面倒な感を醸し出しています)
また、週に1回日曜日に「1週間バックアップできてませんよ」という通知も来ます。
この iPhone は、過去 XX 週間バックアップが作成されていません。バックアップは、iPhoneが電源に接続され、ロックされ、かつ Wi-Fi に接続しているときに作成されます。
こちらはどういうわけか日本語で表示されます。
ただ、こちらのエラーメッセージは、iCloudの容量不足とは別の原因で発生しているようです。
僕のiPhoneは、家にいる状態であれば、エラーメッセージの内容にある「電源が接続された状態で、ロックし、Wi-Fiにつながった状態」になるため、なぜ発生したか不明です。
また、知り合いに相談されたときも、普段から電源つないでしばらくすればロック状態になる使い方をしているとのことだったので、家にいるときは自宅のWi-Fiにつながるように設定後、しばらくしたらまた発生したとの報告を受けました。
iCloudがバックアップに失敗する原因
これは、単純にiCloudの容量が不足していることが原因です。
iCloudは無料で5GBなので、アプリを入れていくと割りとすぐにいっぱいになってしまいます。
対応方針
iPhoneのバックアップ先としてiCloudを指定しているので、以下の方法で回避できるかと思います。
- iPhone のバックアップをiCloudのストレージ上限以下にする
- iCloudのストレージを増やす(料金発生)
- iPhoneのバックアップ先をiCloud以外にする
僕の場合、画像・動画のデータはDropBox(Proアカウント)でバックアップするようにしているので連絡先やカレンダーなどのデータをiCloudで保存しています。
そのため、iCloudの無料の上限である5GBに収まるよう不要なデータを整理し、それでもダメならiCloud以外に保存することにしました。
(なお、iPhoneのバックアップの保存先として、自宅PCにしました)
対応方針が決まったところで、早速進めていきたいと思います。
iCloudの容量を確認
まず、バックアップ容量の確認ですね。iPhoneの設定から「iCloud」をタップします。
「容量」をタップします。
「ストレージ容量を管理」をタップします。
僕は45.3MBしか空いてませんね。10年前のUSBメモリの上限くらいでしょうか(笑)
利用中のiPhoneをタップします。
以下の画面で不要なアプリを削除します。
なぜかフォトライブラリにチェックがついていたので、コチラを外して他アプリの精査しました。
結果、どういう計算かわかりませんが、3.3GB空きました。
一度バックアップを削除したら次回作成時のサイズが4.3GBなので他のiPhone、iMovieと合わせても耐えらますが、すぐに5GBになってしまいます。
もはや時間の問題なので、今回のタイミングでバックアップをiCloudではなく自宅PCに変更することにしました。
なお、容量アップは「ストレージプラン」をタップすれば、以下の画面に遷移しますので、必要な容量を選択してください。
iCloudへのバックアップを停止する
それではiCloudへのバックアップを停止します。
iCloudの「バックアップ」をタップします。
iCloudバックアアップのチェックがオンになっているので、こちらをオフにします。
ダイアログが表示されたら「OK」をタップします。
チェックが外れたら完了です。
これで煩わしい通知が出ることは二度とあありません。
最後に
僕は自宅PCにバックアップ先を変更したので、バックアップしたい場合は常に自宅PCに接続する必要があります。
音楽データなどは自宅PCのiTunesを使って入れていることもあり、頻度的には週に1回はバックアップするような習慣付けができそうなので、さほど手間ではありません。
ですが僕のようにPCが無いという方は、Google+やマイクロソフトのOneDriveを利用すれば、画像や動画が無料で保存できます。
それらをうまく利用すればお金を使わずにバックアップできるかもかもしれません。
コメント一覧
コメントはありません