ケイツーシロップを退院時に8本追加購入!?その理由は?
先日、第二子が無事に生まれ、一ヶ月検診でも大きな問題もなく、産婦人科通いも無事に終了しました。
ところが、一ヶ月検診から帰ってきた嫁さんがケイツーシロップを8本追加で購入したというので、理由を聞いて「そうなんだ〜」と改めて、自分の無知を思い知らされました。
3人目ができたときに備えて(その計画は今のところありませんが・・・汗)、ケイツーシロップが何の目的で新生児に摂取させているのか、また、追加で8本購入した理由を備忘録として残したいと思います。
ケイツーシロップを摂取する目的
ケイツーシロップ(K2シロップ)は、ビタミンK欠乏性出血症という症状を予防するために、新生児に摂取させます。
この症状は、その名の通りビタミンK2が不足することで発生します。
ビタミンK2は出血時に血液を固める作用があるので、このビタミンが不足した状態に出血すると血液が固まらないため貧血になったりします。
ところが、新生児は脳の発達が未熟なため、脳出血のリスクが高いそうです。
そのため、新生児がビタミンK欠乏性出血症の状態で脳出血すると、重篤な事態になる可能性があります。仮に、一命をとりとめても後遺症が残ったりするそうです。
ちなみに我が家で与えているのはコチラの商品です。
産婦人科で出産した場合は、産婦人科のスタッフが飲ませてくれるので、この商品を見たことは無いかもしれません。
ちなみにK2シロップの値段ですが、ウチは600円でしたが病院によって値段が異なるようです。
なぜ新生児にケイツーシロップを飲ませるのか
ビタミンK欠乏性出血症は、普段の生活で耳にすることはないので、出産するまで知らない方も多いと思います。
実は、ビタミンK2は妊娠中に赤ちゃんが栄養を取り入れる胎盤を通りづらく、また出産後も母乳から摂取しづらいため、新生児は、ビタミンK2が不足状態にあります。
そのため、新生児はビタミンK欠乏性出血症になりやすいので、未然に防ぐために投与するのが理由になります。
ケイツーシロップの投与方法
国によって異なるのですが日本の場合、きっちり3回、以下のタイミングで与えるのが標準として定められています。
- 出産直後
- 産婦人科の退院時(3〜7日後)
- 1ヶ月検診時
通常は上記の合計3回で投与すれば良いはずなのに、我が家では1ヶ月検診後にも投与を進められ、8本(週に一回で二ヶ月分)を購入して投与しています。
続いて、我が家が追加で投与している理由について紹介します。
1ヶ月検診後にK2シロップを飲む理由
コチラの調査結果によると、ケイツーシロップを義務化する前は、母乳で育てた赤ちゃん1,700~2,000人に1人の割合でビタミンK欠乏性出血症が発症していましたが、ケイツーシロップの義務化後は、10分の1になったそうです。
ところがゼロではありません。
これを限りなくゼロに近づけるため、週に一回二ヶ月分投与することを産婦人科の先生に進められたというのが理由になります。
ウチの子供達は帝王切開での出産だったこともあり、超低体重児だったため、数千円という金額で安心できるならということで購入して投与しています。
ちなみに、第一子は根本産婦人科という別の病院で出産したのですが、このような提案はありませんでした。
根本産婦人科は老舗で値段が高かったので、このくらいの話はあってもいいと思うのですが、まぁ病院によって異なるようです。
ケイツーシロップの飲ませ方
ケイツーシロップを購入したときに説明書が入っていたので紹介します。
ケイツーシロップは、以下の方法で飲ませます。
- スプーンで飲ませる
- 哺乳瓶の乳首で飲ませる
- 哺乳瓶でのませる
我が家は、嫁さんの意向もあって出来る限り母乳で育てるという方針なのですが、低体重児ということもあり、粉ミルクと併用しているため、哺乳瓶にいれて飲ませています。
説明書には「10ml以下で飲みきれるように」とありますが、ウチの子は結構飲んでくれるので、40〜60mlのミルクに入れて与えてしまっています。
僕の育児休暇が終わってしまったので、嫁さんが新生児と2歳児の面倒を見ています。
そのため、第一子の手が放せないときは、顔を真っ赤にして泣いている姿を横目に放置することもあるそうですが、もしかしたらK2シロップのおかげて脳出血していても無事なのかもしれません。
最後に
K2シロップを与えたけれど、吐いてしまった。
なんてことありませんでしょうか。
我が家でも一度ありました。
ウチの場合、1ヶ月検診後の投与だったので「まぁ来週にまたあげればいいや」ということで気にしていなかったのですが、一ヶ月検診前だと、K2シロップの量が足りてないかと心配になりますよね。
コチラのサイトでのやり取りを見る限り、量にもよると思いますが連日あげても過剰投与にはならないそうです。
とは言え、薬と同じような扱いをしたほうがいいと思いますので、与える場合は必ず医師に相談をしてください。
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