中心性漿液性脈絡網膜症になりました。。。

公開:2023-08-03 / その他 / , , ,
更新:2023-08-04

みなさん、中心性漿液性脈絡網膜症をご存知でしょうか?

 

おそらく、読み方すらわからない人がほとんどだと思います。

 

なにをかくそうこのワタクシ、先日この症状になりました。。。

 

本日は、この症状の体験談についてお話ししたいと思います。

 

 

中心性漿液性脈絡網膜症とは

体験談を語る前に、この症状について説明をしたいと思います。

 

漢字をよく読んで、網膜という字があることに気が付けば、目の病気かなーと想像できると思います。

 

中心性漿液性脈絡網膜症(ちゅうしんせいしょうえきせいみゃくらくもうまくしょう)は、網膜の中心部である黄斑部に液体がたまる眼の疾患です。

 

主な症状は、突然の視力低下、ぼやけ、歪み、または色の認識が不明瞭になることがあり、また、光の感受性が増したり、明るい場所での視力が悪くなることもあるとのこと。特に若い成人、特に30~50歳代の男性に多く見られるそうです。

 

なぜ、中心性漿液性脈絡網膜症に気づいたか

最初は、「目に違和感があるなー、ものもらいかなー」くらいに考えていましたが、1週間ほどしても症状は改善されませんでした。

 

ネットで調べたところ、緑内障に症状似てると思い、緑内障のチェック方法を試しました。

 

片目を瞑って、視界にかけている箇所がないかをチェックするってやつです。

 

すると、「ん?なんだ?視界が歪んでる????」と分かりました。

 

視界の中心が、歪んでいたのです!!!

 

反対の目でチェックしたところ、この歪みはありませんでした。

 

「こりゃなんかヤバい病気かも、もしかしたら失明するかもしれない」と思い急いで病院に行くことにしました。

(幸いにも、コロナ禍でリモートワークしていたので、事情を説明して中抜けしました)

 

眼科探し・診察

まず病院探しです。

近所に大人気の眼科があったのですが、2時間は平気で待たされると聞いていたので、ここは避けました。

 

嫁さんに聞いたところ、いつ通っても患者がいる気配がないという眼科を教えてくれたので、そちらで診てもらうことにしました。

 

眼科に到着すると、見事にがらんとしていました。

患者は僕を除くと一人しかいませんでした。。。

 

「大丈夫かな、この眼科」と思いながら、症状を説明して、診察の順番を待ちました。

(その後、診察が終わるまでに、来院した人は3人ほどでした。。。眼科ってこんな感じで大丈夫なんでしょうか?)

 

途中、眼科医と思しき人が、待合室に座っている僕に話しかけてきました。「こちらを片目ずつ診てもらえますか?」と格子状の図を見せられました。その通りに見ると、なんとも歪みがはっきりと分かりました。

以下のような感じです。

中心性漿液性脈絡網膜症

これを見るまで気が付かなかったのですが、視界の中心が、円状に歪んでいました。

また、歪んでいる部分が若干黄色く見えました。

 

見えた通りに医師に伝えると、「分かりました。そのままお待ちください」と言って戻って行きました。

 

その後、ちゃんと呼び出しがかかり、診察室でいろいろ審査を受けました。

 

いくつか受けましたが、その中で記憶に残っているのは、「眼底をチェックするため」ということで、なにやら瞳孔を開く薬をさして診察をしました。(薬が効くまで20分くらい待たされました)

 

再び診察室にて、目の検査ですが、これがまた苦痛でした。
瞳孔部分に直接ライトを当てて診察するというもので、超眩しいのです!

当たり前ですが、この診察中に目を閉じることはできません。

 

時間にして2、3分くらいだったと思います。ようやく診察が終わり、下された診断が、中心性漿液性脈絡網膜症という病気でした。

 

中心性漿液性脈絡網膜症の対処

なんとこの病気、未だ詳しい原因がわかっていないものでした。

ただ、30~40歳代の男性に多く見られ、ストレスやホルモンの変化、遺伝的要因などが関連していると考えられているとのことで、医師からも「最近、強いストレスを受けていますか?」と問われました。

 

あります。ありますよ、心当たり。

実はこの時、某大手コンサル会社からの依頼で、毎日起きてから寝るまで働いていたのです!

(単価が良いので、仕方なかったのです。。。笑)

 

んーまぁ、ちょっと残業多いですかねー、とその場を濁し、治療について尋ねました。

ところが、薬で治るものではないので半年くらい様子を見ましょう、という説明を受けました。

 

「まじかー、でもこんな症状なら、薬で治りそうだなー」と思い、「何か薬はありませんか?」と尋ねたところ、一般的な点眼薬を処方しておくという、ことで落ち着きました。

 

診察後の経過

もらった目薬を2、3日使いましたが、特に改善される気配はありませんでした。(当たり前ですが、、、)

 

ただ、失明するといった心配がないことがわかったので、普通に生活をしていました。

覚えていませんが、歪みのある視界に慣れてしまったせいで、2週間ほどしたらもう気にはならなくなっていたと思います。

 

さらに、3ヶ月くらい経過した時に、関わっていた地獄のプロジェクトが終わったのですが、その時はまだ、症状は改善されていませんでしたが、その後6ヶ月ほどして、医師の言う通り症状は改善されました。

 

最後に

症状が見つかった時は、かなり動揺しましたが、詳しいことがわかると大したことはなかったですねー

ただ、パソコンを使った仕事をしているので、目が見えなくなったら仕事ができなくなります。

 

以来、目の疲れを感じたらすぐに目を瞑って目を休める癖がつきました。

 

きっと働き過ぎの自分に対して、目を大切にしなさい、というメッセージだったのだと思います。

みなさんも他人事ではありませんので、くれぐれも目の酷使にはご注意を。

 

 

Author:yukio iizuka
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フリーランスとしてUX視点で業務支援しています。 HCD-Net認定 人間中心設計専門家 LEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎ メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテーター Hi-Standard好きです。
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