WordPressでカテゴリの記事合計数を表示する
ブログを書いているみなさんは、記事をカテゴリに分けて投稿していると思います。
最初から100件の記事がある状態をイメージして書き始める人は少ないと思います。(もしいたらインタビューさせてください笑)
なので、多くの人は最初にある程度「こんな記事を書こう」とか、いくつか記事を公開したころに「これとこれは内容は違うけど、種類は同じだな」などブログを運用しながら、都度変更をしていると思います。
そんなブログのカテゴリですが、ちょっと前に
WordPressでカテゴリごとの合計記事数を表示したい
という相談を受けたので、このことについてちょっと考えてみました。
そもそも何のために?
相談者に理由を聞いてみると
アメブロをみてたらカテゴリの横に記事合計数が表示されてたから
とのことでした。
うーん、微妙。
まぁこういう相談は慣れてるからいいんですけどね。。。
こういう方にROIとかそもそも論をすると怒り出すことはわかっているので、それは置いといて。
ひとまず「カテゴリごとの合計記事数を表示すること」にどういう意味があるのか考えてみました。
僕が頭をひねった限りでは、
(記事数が多い場合)たくさん記事が書かれていることをアピールできる
(特定のカテゴリに記事が多い場合)そのカテゴリに力を入れて記事を書いていることがわかる
ではないかと思います。
ただ、これは逆に言えば、
記事数が少ない場合、あまり記事を書いていないことが目立ってしまう
というデメリットがあります。
記事ページに配置するfacebookのいいね数を表示するのと同じですね。
ということは、記事数が少ない時は表示せずに、記事数が増えてきたら表示することでメリットを享受することができますね。
ちなみに相談者の方へは、上記の旨とかかる工数を伝え、最終的に実施することで合意しました。
こういう細かいことでもちゃんと理屈で説明しないといけないのは、ソリューションビジネスを提供する側の精神が染み付いてしまっているからでしょうか。。。(汗)
実装方法
WordPressでカテゴリごとの記事合計数を表示したいという相談なので、WordPressでの実装が前提です。
さらに今回はプラグインではなく、WordPressの関数を利用するので、投稿記事に記述していきます。
(デフォルトのWordPressでは投稿記事でPHPを記述しても実行できません。詳しくは、WordPressの固定ページでPHPを実行するを参照してください)
いつものpenguinweb.netのWP_LIST_CATEGORIESのテストに検証ページを用意していますのでアクセスすると、
のとおり、それぞれカテゴリの一覧に対して、記事合計数が表示されているものとされていないものがあることがわかります。
こちらのソースをそれぞれ説明します。
カテゴリ一を表示している関数はwp_list_categoriesという関数を使って表示させます。
早速、投稿画面を見てみましょう。
(なお、penguinweb.netは投稿画面でPHPが実行できるようにExec-PHPというプラグインをインストールしています。詳細は、WordPressの固定ページでPHPを実行するを参考にしてください)
この関数は、WordPressが用意している独自関数で以下の通り引数を指定してやるだけでカテゴリごとの合計記事数が表示されます。
wp_list_categories(
'show_count=true'
);
ちなみに僕の他サイトでは、
wp_list_categories(‘title_li=&show_count=true&orderby=count’);
というコードを記述していたります。
これは、カテゴリ一覧の上に表示される「カテゴリー」という文字列を削除し、カテゴリごとの記事合計数を表示し、かつカテゴリの記事合計数の多い順に並べるというものです。
引数の指定次第で、いろいろ表示を変更できるので、詳細は以下のサイトを確認してみてください。
テンプレートタグ/wp list categories – WordPress Codex 日本語版
最後に
この関数は記事数が多くなればなるほどデータベースへの負荷が高くなります。
僕の経験ですが、XserverのX10プランで10〜15万記事で100万PV目前でサーバ管理会社からアラートメールが飛んできました。
Xserverの場合、アラートは最初の一回だけで、あとはアラートに加えてデータベースの機能を一部制限されてしまいました。。。
こちらの詳細は、以下の記事を参考にしてください。
普通に考えたらサイトの記事数10万超えで、100万PVにするのは容易ではありませんが、掲示板サイトのような使い方をすると現実味を帯びてきます。
得られるメリットに対して、割に合わないデメリットだと感じたらすぐにやめるのが賢明かと思います。
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