結婚式前日、新札・ピン札交換に困った場合の対処法
30代にもなると、結婚式に呼ばれるだけでなく、スピーチを頼まれる機会も多いと思います。
スピーチを頼まれたときもそうですが、いつも直前で大慌てです。
僕の職場はオフィスカジュアルなので、スーツを着ません。
そのため、直前までクローゼットの中なので防虫剤臭いままです。
また、数年ぶりに履いたズボンはキツイ・・・
とまぁ受難の連続なワケですが、そんな結婚式の準備にていつも困ることがあります。
それは、新札(またはピン札)を用意することです。
というのも、僕はWeb業界に見を置いてもう十年になりますが、毎日が激務の連続です。
今はフリーランスとして働いているので時間を作れるようになりましたが、正社員だった頃は本当にキツくて毎日寝不足でした。
そのため、平日に役所や銀行に行くのも苦労した覚えがあります。
毎日の業務に忙殺され、結婚式の事前準備といった作業は後回しにしてしまうので、直前になって「ヤバイ!ピン札が無い!」と慌てるのがセオリーでした。
この状況を何とかするために、土日に一万円札を新札、またはピン札に替えることができないかを探したところ、なんとありました!
というわけで、本日は結婚式当日でも慌てないように、土日でも新札・ピン札に替える方法について紹介します。
新札とピン札の違い
この記事を書くまで知らなかったのですが、実は新札・ピン札は明確に違いがありますので、そちらをまず触れておきます。
- 新札:未使用の紙幣
- ピン札:使用済みだが折り目がないきれいな紙幣
こんな違いがあるのですねぇ〜
ちなみに結婚式などの祝い事ではやはり新札が良いとされていますが、見た目の違いはないのでピン札でも問題はありません。
気持ちの問題ですからね。
後述しますが、僕は折り目がついた使用済みの紙幣でも全然問題ないと思っています。
土日に新札・ピン札に両替する方法
では本題に参りましょう。
実は、結婚式場のホテルのフロントで新札・ピン札に両替することができるのです。
以前、僕は同僚の結婚式に招待され、直前に準備を始めてどうしても銀行に行く時間が作れなかったので、銀行のATMで10万円を降ろし、その中で比較的きれいな紙幣を選んでご祝儀として用意しました。
式当日、偶然駅で他の同僚と道中一緒になったときに、「ご祝儀の紙幣が使用済みの札なんだよねぇ〜」という話をしたら、
「それ、ホテルのフロントで新札に替えてくれるよ」
と教えてくれたことがキッカケで知りました。
その後、実際にフロントでお願いしたら、快く新札に替えてくれました。
ホテル側もそういう相談が多いのでしょうね。
サービスとして用意してしまうところが素晴らしいです。
レストランウェディングの場合は?
最近流行りのレストランウェディングでは話が変わってきます。
レストランウェディングとしての実績が豊富な会場であれば、新札・ピン札の用意もあるかもしれません。
ですが、正直なところホテルのフロントのような対応は期待できないと思います。
そんな時は以下の方法がありますので紹介します。
- ATMで頑張る
- デパートの文房具店に行く
ATMで頑張る
これはそのままですね。
10万円を引き出し、新札・ピン札を抜いて残りをATMに預入。
これを必要な枚数が揃うまで繰り返せばOKです。
デパートの文房具店に行く
デパート内でご祝儀袋を取り扱っている文房具店のレジでお願いすると、新札・ピン札に替えてくれます。
高島屋、松屋、三越、伊勢丹などいわゆる百貨店ではやっているそうです。
やっぱり、そういうニーズはあるのですね〜
ご祝儀を新札で渡すことについて思うこと
そもそも結婚のご祝儀に新札・ピン札で包む理由は、わざわざ手間のかかる新札を事前に準備することで「あなたたちの結婚式を楽しみにしていました」という気持ちを伝えるためだそうです。
この意味を理解して、結婚式に新札・ピン札を事前準備している方がどのくらいいるのでしょうか。
僕もそうですがウチの親から単純に「結婚式は新札・ピン札を包みなさい」と教わっただけで、その意味までは教えてもらいませんでした。(最近、親にあったので確認したら、案の定、理由は知りませんでした)
僕の身内の例なので、ちゃんと統計データを取りたいところではありますが、それは置いておいて。。。
僕がいいたいのは、本質を理解せず、形だけのマナー・礼儀であれば守る必要はないのかなと思います。
実際、僕も結婚式を行いましたが、いただいたご祝儀には、折り目の付いた使用済みの紙幣もいくつかありました。
それも、職場のメンバーに多かったように思います。
これを見たとき、僕の正直な感想としては、「ダメだなぁ〜」ではなく、むしろ
忙しいのに来てくれてありがとうございます。
でした。
僕がディレクター・プロジェクトマネージャーとして活躍するWeb業界は、ネタとは言え早死する職業ランキング1位(コチラの記事を参照)に選ばれるほど激務です。
お昼の時間を確保できないこともあるし、公開前は徹夜になることもあるので、昼間に「新札に替えに銀行に行く」などというタスクは優先度低の中の低です。
そんな同僚を目の当たりにしているので、ご祝儀が使用済みの紙幣なんてこと、たいしたことではありません。
ご祝儀を新札で渡すことは、たしかにマナー・礼儀かもしれませんが、そんな小さいことは気にせずに「来てくれてありがとうございます」と思ってもらえるような人、また、そう思える人になるべきかと思います。
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