JMeter ベーシック認証がかかっているサイトに負荷テストを実施する

公開前のサイトに対して、負荷をかける場合「ベーシック認証」で関係者以外のアクセスを防いでいるケースが多いかと思います。

 

(僕は過去、ベーシック認証がかかっていなくてクライアントに謝りに行った苦い経験があります。。。そちらについては構築中のサイトが公開状態だった!にて紹介していますのでご覧ください)

 

そんなサイトに対してもApache JMeterを利用すれば負荷テストをかけることが可能です。

 

本日は、JMeterでベーシック認証がかかったサイトに負荷をかける方法を紹介したいと思います。

 

実施方法

JMeterでベーシック認証がかかっているサイトに負荷をかけるには、『HTTP認証マネージャ』を設定すればOKです。

 

『HTTP認証マネージャ』を設定するのは「スレッドグループ」でもよいですし、シナリオの中で一番最初にベーシック認証がかかっているページにアクセスするサンプラー(HTTPリクエスト)に対してでもOKです。

(ここでは、スレッドグループに対して設定します)

 

すでに、スレッドグループ、サンプラー(httpリクエスト)が登録されている前提で話をしていきます。

左メニューのスレッドグループの上で右クリック「追加 > 設定エレメント > 認証マネージャー」を選択します。

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認証マネージャーの画面が表示されます。

名前が変更できますので、管理しやすい名称をつけましょう。

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設定画面下部にある「追加」ボタンを押すと、設定画面中央の表に、全てが空欄の1列が追加されます。

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ここで「Base URL」「ユーザ名」「パスワード」に正しい値を入力してください。

(後は空欄でOKです)

 

これでJMeterがサイトにアクセスしても、ベーシック認証を突破することが出来ます。

 

実際に実行して見ましょう。

 

リスナーの「結果を表で確認」で確認できます。成功しているとStatusが以下の画面のとおりに表示されます。

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(ちなみに失敗していると、エラーになります。入力情報に間違いがないか確認しましょう)

 

 

なお、サンプラー(httpリクエスト)にて、以下の画面のとおりベーシック認証をURLに直接書くやり方でWEBサーバを指定してもとうまくいきません。

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必ず認証マネージャーを使いましょう。

 

簡単ですね。

 

Author:yukio iizuka
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フリーランスとしてUX視点で業務支援しています。 HCD-Net認定 人間中心設計専門家 LEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎ メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテーター Hi-Standard好きです。
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