Amazonプライム会員を解約したら年会費が全額返金されました

公開:2016-02-21 / その他 / , , , ,
更新:2017-02-12

最初は無料で利用させ、特定の条件(多くは無料期間終了)を満たすと有料になるという契約は、自動更新契約(自動継続契約・自動延長契約)と呼ばれており、サービスを利用していなくても解約時の返金は不可、もしくは日割り料金が発生します。

 

自動更新契約の有名なサービスとして、auのスマートパスがあります。

 

このサービスはスマホの特定の有料アプリを月額390円で使いたい放題というもので、契約時に「2ヶ月無料なので、不要だったら2ヶ月以内にオプション解約してください」という説明で断る隙を与えず契約させられたので、その後解約を忘れてずっと支払い続けた(続けている)人も多いのではないかと思います。

 

さらに解約手順もわかりづらかったため、逆に不安になるくらいシンプルな解約画面を設けて話題になりました。(どんな画面なのか興味のある方はコチラからどうぞ)

 

このように、無料期間を謳い文句に契約させ、その後、解約忘れを狙って月額料金を搾取する非常に狡い手段です。

 

ところが、そんな悪評高い自動更新契約の偏見を吹き飛ばしてくれる素晴らしいWebサービスがありましたので本日は、その体験について紹介したいと思います。

 

Amazonプライム会員の無料体験

先日、娘のためにミニーマウスのぬいぐるみを即日配送してもらうべく、Amazonプライムの無料体験を使って、お急ぎ便を利用しました。(Amazonの即日配送が最短何時間で届くのか試してみた参照)

 

無料期間は1ヶ月あったので「1ヶ月もあれば、他に何か買うかも」と思い、ギリギリになったら解約しようと考えていました。

(そもそも、この考え方をする人間が自動更新契約のターゲットなので、思いっきり戦略にはまっていましたね。。。)

 

当然、気がついた時には時すでに遅し、無料体験の1ヶ月が過ぎていました。。。

 

ガーン、、、

icatch_no

年間3,900円とはいえ、使いもしないサービスに払うのはちょいともったいないですが、まぁ仕方ない。

 

すべては自分の責任です。

 

ギリギリに解約しようと1年待つと、また忘れる可能性があるので、再発防止を兼ねてすぐに解約することにしました。

(なお、Amazonのお急ぎ便は、プライム会員でなくとも、都度500円を支払えば利用できます)

 

「4,000円あれば上うなぎ食えたなぁ〜」などと泣き言を言いながら、Amazonプライムの解約処理をした

ところ、会員のキャンセルの旨と合わせて、以下興味深いメッセージが画面に表示されました。

1212-1

 

んん?

 

何度か読み返しましたが、

返金額は、ご登録のクレジットカードに返金いたします。返金処理には、1〜3日程度かかります。

と表示されています。

 

「おっ!日割り精算になのか?1週間も経ってないから上うなぎ食えるかも」と、Amazonプライムの年会費の返金について調べてみました。

 

すると、衝撃の事実がわかりました。

 

なんと、

 

Amazonプライムの無料体験から、自動契約更新を経て有料会員になった後、一度もお急ぎ便や日時指定便を使っていなければ、年会費が全額返金される

 

だったのです!

 

マジかamazon!

 

すげーぜAmazon!

 

実は、この3,900円は無駄な出費になるだろうからせめて「Amazonに限らず、契約延長の自動更新ってどうなの?」という感じのブログ記事にしてやろうと思っていましたが、Amazonがいかに優良企業であるかを伝える結果となってしまいました。

 

まぁ僕は返金され、Amazonの優良企業っぷりを紹介できたので、お互いにWin-Winです。

 

ブログがネガティブな内容にならなくて良かったです。

これからも引き続きAmazonを利用したいと思います。

 

補足

Amazonプライム会員の年会費が返金される条件の通り、一度でもお急ぎ便を使うと、もう返金はされません。その場合は諦めましょう。

 

でも、間違えて買ってしまったんです的な事情を説明すれば、もしかしたら返金されるかもしれません。

ゴネたもん勝ちってやつですね。

試した方、結果を教えてもらえると嬉しいです。

 

解約までの手順

自動契約更新の解約手順は多くの場合、複雑な手順でわかりづいものが多いと思ったので、Amazonプライム会員の解約の手順も紹介します。

 

まず、ログインしてヘッダーに「今すぐ確認 プライム」という表示を確認し、現在Amazonプライム会員であることを確認します。(会員でない場合は「今すぐ登録 プライム」という表示になります)

1212-2

 

次に、Amazonプライム会員を解約していきます。ヘッダーの「【自分の名前】アカウントサービス」をクリックします。

1212-8

 

アカウント設定にある「Amazonプライム会員情報の管理」をクリックします。

1212-3

 

画面左にある「会員資格を終了する」をクリックします。

1212-4

 

以下の画面に遷移しますので、迷わず「会員資格を終了する」をクリックします。

1212-5

 

すると、会員登録のキャンセルが完了した旨のメッセージが表示されます。

これで終了です。

1212-6

 

トップページに戻り、ヘッダーを確認すると「今すぐ登録 プライム」に変わっていることがわかります。

1212-7

 

なお、問題なく受付されると以下のメールが届きます。

1212-9

 

Amazonは、解約手順もわかりやすいですね。

 

Author:yukio iizuka
プロフィール画像
フリーランスとしてUX視点で業務支援しています。 HCD-Net認定 人間中心設計専門家 LEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎ メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテーター Hi-Standard好きです。
http://yukioiizuka.com
mislead
MISLEADの記事に共感いただけましたら
いいねをお願いします。

コメント一覧

コメントはありません

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください



       

© yukio iizuka All Rights Reserved...