Titleタグの文字数について考える
WordPressはデフォルトのまま使っても、ある程度SEOが考慮されています。
そのため、記事ページのタイトルは、titleタグ、h1の両方に入るようになっています。
気が利くテーマの場合は、titleタグを
<title>ブログタイトル | サイト名</title>
といったように、ブログタイトルの後ろに区切り文字を入れてサイト名を表示してくれていたりします。
SEO効果を意識して記事を書いている方は、タイトルは短くてインパクトの物にしようと心がけていると思います。
ですが、重要キーワードを盛り込んだりとついつい長くなってしまうことはないでしょうか。
本日は、Titleタグの文字数について考えてみたいと思います。
ユーザニーズ
まずニーズを見ていきましょう。
Titleタグは誰のためのもの?
と考えると、これはもちろんユーザですね。
次に利用シーンですが、どういうシーンでユーザが見るかというと
検索エンジンの検索結果ページ、及びRSS
などですね。
(目当てのページにたどり着いた後で、Titleタグを確認することはないと思います)
つまり、ユーザは数あるサイトの中から、目当てのページを探すときにTitleタグの情報を参照するのです。
SEO視点とUX視点
利用シーンの特性から、「検索エンジン最適化」、「ユーザニーズ」というキーワードが出てきましたので、続けてSEO・UXの視点で見ていきます。
SEO視点
SEO的にh1は28文字以内が望ましいとされています。
理由は、グーグルの検索結果において28文字以降の文字列は「・・・」と省略されてしまうためです。
(昔は32文字だったのですが、2014/3/13に仕様が変わりました)
なので、28文字以内に収まるよう、重要キーワードを盛り込んだキャッチーなタイトルをつければ良いということになります。
まぁ、28文字以上でも省略されてしまうだけなので、ユーザが目当てのページかどうかを判断できる情報が前から28文字で表現できていればOKですね。
UX視点
UX視点での、ブログタイトルの最適な文字数はズバリ、
13文字以内
です。
SEO視点での28文字からずいぶん減りましたね~
気になる理由は、人間が一目でざっと理解できる文字数が13文字であるためです。
(Yahooトピックが13文字をルール化しています詳しくは、コチラのサイトを参照)
結論
SEO、UXのいづれかに特化するのは難しいですね~
というのも、SEO最適化をして、検索エンジンに引っかかるようになっても、それが人の目に留まり、クリックされないと意味がありません。
ですが、UX最適化をして、知覚しやすくしたところで、検索結果順位が低ければ、そもそもクリックされません。
「卵が先か鶏が先か」の話になってしまいますね。
なので、僕の案は折衷案として、
Titleタグは28文字以内とする、ただし、最初の13文字で記事の中身を伝えること
としました。
提案書などもそうですが、最初に結論書いて、後でその理由を述べるという手法が存在することを考えると、理にかなっていると思います。
皆さんの参考になればと思います。
追記
WordPressを利用している場合、Titleタグの文字列をプログラムで調整することが可能です。
詳しくは、記事タイトルの文字数を調整するを参考にしてください。
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