過去の提案書を有効活用する方法 〜販促コンペ〜
Web制作会社のサラリーマンだった頃は、クライアントからRFP(Request For Proposal )と呼ばれる提案依頼書を頂き、案件の相談やコンペなどの企画提案に幾度となく関わりました。
つい先日、ハードディスクの容量が逼迫してきたのでデータを整理していたところ、そんなサラリーマン時代に作った提案書が出てきたので読み返してみたところ、「う〜ん、こんなロジックで論破しようとしてたなんて若いなぁ」というような資料が出てきて恥ずかしくなった一方で、「見直せばまだ別案件の提案時に利用できそうだな」と思うようなソリューションもあり、あながち昔の自分も捨てたものではなさそうです(笑)
そんな資料を眺めつつ、「使えそうなものはどこかで利用できないかなぁ〜」と思ってみたのですが、今の自分にはそのようなチャンスが無いことに気が付きました。
というのも僕は現在、「Webディレクターのフリーランスとして、企業へ常駐して働く」スタイルのため必然的に業務委託契約となります。そのため、コンサルティングの相談やコンペの依頼は、プロパー(正社員)が対応する企業が多いためです。
(以前30人ほどの企業で働いたときには営業ベースの提案の相談を頂き、協力することがありましたが、残念ながら単価が見合わなくなってきたので最近はもっぱら大手の事業会社に常駐していることが多いです。。。)
このまま過去のソリューションはそのままお蔵入り。。。ではもったいないので、再利用できるチャンスを探してみました。
企業が一般向けに課題解決を募集
新規事業の立ち上げなど、今までにない新しいサービスを作りだすような企画・キャンペーンは、サムライスタートアップアイランドやcreww、Open Network Labなど、スタートアップ界隈で盛んに行われています。
ところが、ソリューション提案のように、企業から提示されたRFPに対して、解決案を募集するようなキャンペーンや企画は見たことがありません。
「諦めたらそこで試合終了」という安西監督の言葉を思い浮かべながら、ダメ元でソリューション提案を募集するキャンペーンを調べたところ、なんとありました!
おっしゃ!
見つけたキャンペーンは、宣伝会議が主催している販促コンペ(販促会議企画コンペティション)というもので、この企画は協賛企業を募り、企業が展開している商品やサービスのプロモーションの課題に対して、解決案を提案するものです。
2017年は第9回目ということで、27社の協賛企業が課題を提示し、ソリューション提案を求めており、グランプリに輝くとなんと100万円をゲットできます!
また、このキャンペーンは自分自身が協賛企業の課題を選ぶことができます!
サラリーマンの頃は、企業から相談やコンペのお誘いに対して全力を尽くしたわけですが、なんと自分からどれに提案するか選べるなんて夢のようです。
さらに、協賛企業としては、優れた提案に加えて優秀な人材を見つけることもできるので、内容次第では興味のある会社からの正社員登用やお仕事の相談があるかもしれません。
なんとも夢が広がります。
Win-Winの関係とはまさにこのことですね!
最後に
提案に参加するだけで報酬をいただけることもありましたが、「仕事を受注するために営業」として扱われるため、多くの場合は無償です。
せっかく考えたのに、検討の段階でボツにったアイデアや、提案はしたけれど撃沈した企画が、そこで終わってしまうのは労力を考えると無駄にはしたくありません。
というわけで早速、今年の販促コンペのサイトから、提案できそうな課題がないかチェックしてみたいと思います。
もちろん、提案する気満々なので、結果についてはブログでお知らせしたいと思います。
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