年収100万以下の確定申告

公開:2015-06-18 / その他 / , , , , ,
更新:2017-02-11

毎年3月になると、

 

確定申告メンドクセー

 

という声を10回以上は耳にします。

 

僕も確定申告を経験しているのでその気持ちはよくわかります。

 

といっても、経験したのは独立した最初の年だけで、翌年からは税理士の方にお願いをしてしまっています。

 

確定申告を自分でやるときは「特別な作業ですな」と、ちょっとワクワクしましたが、作業を始めて2時間ほどで面倒くさいパワーが上回ってしまいました。。。

 

なので、この先、自分で確定申告をすることはないと思います(笑)

ちなみに、僕が自分で確定申告をしたときは、弥生会計の白色申告というクラウドサービスを利用しました。

 

リンクを張っておきますので興味のある方はどうぞ。

やよいの白色申告オンライン

その最初で最後の確定申告は、毎年、確定申告の時期に税務署が実施する無料相談会で行ったのですが、そこで気になったことがあるのでそのことについて綴ってみたいと思います。

 

僕が参加した無料相談会場は、相談者4人に対して、担当1人で対応しており、隣のおっさんの相談内容が筒抜けでした。

 

おっさん 「俺は、ほとんど収入ないからこれでいいのかな?」

担当   「そうですね、100万以下ですし、はい。大丈夫です。」

 

そんな会話が聞こえてしまったら、どんな人か気になるのは当たり前。

 

気づかれないよう、後ろを気にする風にチラっとみたところ、年齢は40代後半で、お世辞でも綺麗とは言えない服装から、何やらワケありの人だなと思いました。

 

と、人の悪い噂をすると盛り上がるのは世の常なので、ここらで本題に入りたいと思います。

 

僕が話したいのはそのおっさんにどうこうってことではなく、

 

年収100万以下の人は確定申告が必要なのか?

 

という疑問が頭に浮かんだので、これをスッキリさせたい!っていうのが今日の本題です。

 

そもそも確定申告とは

僕自身、確定申告を「サラリーマンじゃない人が自分の税金を決めるためのもの」という理解だったので、ちゃんと調べてみました。

 

wikipediaによると

 

個人が、その年1月1日から12月31日までを課税期間として、その期間内の収入・支出、医療費や寄付、扶養家族状況などから所得を計算した申告書を税務署へ提出し、納付すべき所得税額を確定すること

 

とのことで、僕の理解はあってますね。

 

低所得者も税金払う?

所得税は、消費税のように全員に一律で課されるものではなく、所得に応じて課される税金のはずです。

 

生活保護で受け取る金額は、人が最低限の生活できる金額として月額12〜13万程度支給されるという記事を見たことがありますので、年収100万以下の人はもっと厳しい生活をしているということになります。

 

そうなれば、自分が支払う税金を決める必要なんてそもそもあるのだろうか。

 

隣のおっさんは、なんでわざわざ確定申告をしにきたのか、謎は深まります。

 

そういえば、フリーランスになる前に、先にフリーランスになった友人から、

 

年間38万以上稼いだら確定申告の必要がある

 

という話を聞かされたことがあります。

 

いくら確定申告の必要があっても「申告しても税金0円なんじゃねーの」という僕の疑問は解決されないわけですが、ヒントにはなるはずなので調べてみました。

 

38万のライン

ちょっと調べたら理由がわかりました。

 

基礎控除」っていうものがあるのですね。

 

基礎控除は、納税者全員に一律に認められる所得控除で、その額、年間で38万円!

 

さらに、働いてもらったお金には「給与所得控除」というものがありその額は、65万円!

 

基礎控除と給与所得控除を足すと、103万円になります。

 

つまり、働いてもらったお金が年間103万以下であれば、所得税はかからないってことですね。

(あくまで所得税で、住民税や社会保険料などはまた別のロジックで算出されます)

 

まとめ

じゃあ、やっぱり年収100万以下の人は確定申告いらねーじゃん

 

と思ったのですが、僕自身、確定申告の目的を持っていたのを忘れました。

 

それは、

 

払いすぎたお金を返してもらう

 

です。

フリーランスの場合、それが結構な額で帰ってくるので面倒だけどやってるわけです。

(これをフリーランスのボーナスと呼ばれたりするようです)

 

調べたら、やっぱりそうでした。

 

会社から支払われる多くの場合、源泉徴収という形で所得などの税金が天引きされた状態で自分の手元に入ってきます。

 

でもその源泉徴収で引かれる金額は、あらかじめ多めに計算されているため払いすぎています。

 

なので、その払いすぎているお金を返してもらうために確定申告をするのですね。

 

戻ってくるお金は還付金と呼ばれ、僕も毎年きっちりもらっています。

 

(ちなみに、源泉徴収されてない形で給料をもらっている場合で103万を超えた場合は、確定申告をして税金を納めなければなりません)

 

これで、あのおっさんが確定申告をした理由がわかった気がします。

 

別の疑問で、純粋な稼ぎなのか、親に養ってもらっているのかというのがありますが、今となっては確認する術はないので迷宮入りとしておきます(笑)

 

おまけ

アルバイト時代に「年間103万以上稼ぐと扶養から外れる」という話をしたのを思い出したので、こちらについてもちょっと調べでみました。

 

すると以下2つの意味があることがわかりました。

  1. 親が支払わなければならない税金が増える
  2. 自分も所得税を払う必要がある

 

こちらの理由を説明します。

 

一緒に住んでいようが一人暮らしだろうが実質的に親に養ってもらっている場合、親は「扶養控除:38万円」を受けています。

 

扶養控除は、働いて得たお金が103万以下の人のことを指すため、その条件から外れると親が扶養控除を受けられなくなってしまい、さらに自分自身も控除されるMAX額を超えるので、所得税がかかるということでした。

 

なので、「扶養から外れる」とは、扶養控除から外れるので配偶者(親など)の税金が増えて、自分自身に所得税が課されるという意味になります。

 

これで長年の疑問も解決しました。

 

いや〜、税金って複雑ですね〜

 

もっとシンプルにならないもんですかね。。。

 

Author:yukio iizuka
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フリーランスとしてUX視点で業務支援しています。 HCD-Net認定 人間中心設計専門家 LEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎ メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテーター Hi-Standard好きです。
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