妊娠後期でもディズニーで楽しみたい!そんな方はゲストアシスタンスカード
みなさん、ディズニーランドは好きですか?
我が家はディズニーランドから車で20分ほどのところに住んでいるため、誕生日などのイベントの際は必ず行っています(笑)
一人目が2歳になり、けっこうしっかり歩けるようになった頃、「子供は4歳未満であれば無料」であることをいいことに、なんと年間パスポートを購入してしまったほど、ウチの嫁さんはディズニーランドを愛しています。
(しかも、ディズニーランドとディズニーシーの両方利用できるもので、パスポートのお値段は8万円!)
そんな中、二人目を授かり、しばらく遊びに行けないことを憂いて「ディズニー納め」と称して友達と一緒にいく計画を立てていました。
その時はすでに妊娠9ヶ月位で、けっこうお腹も出ていたので「厳しいんじゃないの?」という旦那である僕の意見をガン無視し、当時は意気揚々と遊びに行ってしまいました。
「自業自得を棚に上げて、ディズニーの愚痴を言われるだろうな」なんて、思いながら家に帰ったところ、予想外にかなり満足な感じで家でゴロゴロしていました。
(だったらメシくらい用意してくれてもいいのに。。。という声は心にしまいました)
話を聞くと、「ゲストアシスタントカード」をフル活用したからストレスどころか最高に楽しめた、とのこと。
「なにそれ?」ということで説明を受けたところ「すげーなディズニー!」と思わずにはいられないものでした。
そんなわけで、本日はディズニーランド・ディズニーシーで実施されているゲストアシスタントカードについて紹介したいと思います。
ゲストアシスタントカードとは
その名の通り、カードがありますので、まず実物を紹介します。
中身はこんな感じです。ゲストは嫁さんの名前で、右側にアトラクションの乗り場で受付たキャスト情報と時間が記載されています。
それでは、ゲストアシスタントカードが何かを説明していきます。
ディズニーランド・ディズニーシーは年間3,000万人以上が来場する大人気テーマパークであり、平日でもかなりの人で賑わっています。そのため、人気のアトラクションに乗るためには待ち時間が発生してしまいます。
ファストパスを利用すれば条件付きで待ち時間を短縮することができますが、一度ファストパスを取得すると一定時間はかならずファストパスを取れるわけではありません。
よって、ディズニーを楽しむためには、アトラクションによって「ファストパスを利用する」、「普通に並ぶ」を考えしたりします。(このような計画することも楽しみの一つだったりします)
ですが、妊婦や体の不自由な人にとって、長時間並ぶのはとても大変です。
そういった人のために「アトラクションに乗るために必要な待ち時間を別の場所で過ごして良いですよ」というサポートシステムが存在します。
具体的に言うと、ビックサンダーマウンテンに乗ろうと並んだ時、待ち時間が60分だったとすると、60分後に乗り場にいけば、すぐにアトラクションに乗せてもらえるのです。
つまりは、待ち時間である60分を近くのベンチやレストランなどで無理なく過ごしやすいところで待ってられるということです。
しかもこれは、家族や友達など連れ添いがいれば、全員に適用されます。
(アトラクションは4人、グリーティングは10人というルールが有るようですが、ウチは1人が4歳未満の子供だったためかノーカウントのようでした)
詳細は公式サイトに記載があります。
http://www.tokyodisneyresort.jp/bfree/supporttool.html
なんと素晴らしいサービスなのでしょう!
アトラクションの特性上、時間など正確には予測できないので万人に適用するのは難しいというのは理解できるので、本当に必要としている人に対してケアを考えているところは見習うべき点があります。
最後に
嫁さんとの会話の後、確かトゥーンタウンにあるミッキー家で写真が取れるところがあるのですが、そこでミッキーと写真が取れる直前あたりにキャストから「別の場所でお並びいただいたお客様を案内してもいいですか」と聞かれた事があります。
魔法の国ではネガティブな感情がなくなりますので、快く承諾すると車椅子を利用した方々が横から現れ、ミッキーとの楽しい時間を過ごしていました。
今にして思えば、あの時もゲストアシスタントカードを使ったんだな、と理解することができました。
ディズニーランドの顧客満足度は、昔から高い評判があります。
今日紹介したゲストアシスタントカードは顧客の中でも少数派、つまりエクストリームユーザのニーズを拾った結果であることは間違いないと思います。
僕も普段は、事業会社様が運営しているWebサービスの支援をしているので、顧客ニーズをどこまで拾うべきかはいつも悩まされます。
オリエンタルランドのように資金がある会社ばかりではないですが、エクストリームユーザの声にも耳を傾けつつ、サービスの最大化のために日々尽力したいと思います。
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