ライブにお客さんがこない!原因と解決方法について徹底解説
オリジナル曲を作ってライブをしているものの、「なかなかお客さんが集まらない」と悩む人も少なくありません。
ライブは演者と観客の両方があってこそ成立するものであり、集客は非常に重要な問題といえます。
一体、どうすればたくさんのお客さんを集めることができるのでしょうか。
この記事では、ライブにお客さんが来ない主な原因や、効果的な集客方法について解説します。
なぜかライブにお客さんが来ない!
バンド活動をしている多くの人の頭を悩ませるのが、「集客」の問題です。オリジナル曲を作ったり、フライヤーを置いてみたりするなどの努力をしているものの、お客さんが増えずに困っている人も多くみられます。
なかには、「ライブに来てくれるのは友達のみ」という人もいるでしょう。
長期間思うようにお客さんを呼び込めないと、気分が落ち込んでしまったり、モチベーションが低くなってしまったりする原因につながるため、注意が必要です。
そもそも、なぜライブになかなかお客さんを集められないのでしょうか。
その原因は、思わぬところに隠れている可能性があります。
何となくの感覚で集客をするのではなく、ライブに人が集まらない根本的な原因と、お客さんを呼び込むためのポイントについて、しっかりと理解しておくことが肝心です。原因と対策を把握しておくことで、今後の音楽活動に生かせます。
ライブにお客さんが集まらない理由とは?
ライブにお客さんが集まらない大きな原因には、以下のようなものが挙げられます。
売れないチケットを値引きしてしまう
ライブを行うにあたり、思うようにチケットが売れず、手元に残ってしまうこともあるでしょう。
このようなときに、やりがちなのが「チケットの値引き」です。
「チケットが高いなら相談してください」「チケットが余っているので安くします」というように、値引きをしてしまう行為は避けたほうが無難といえます。
なぜなら、このようなチケットの値引きを行ってしまうと、バンドやライブの価値そのものを下げてしまう可能性があるためです。
値引きをしているということは、「人気のないバンドなんだ」「ライブもつまらないのだろう」と思われてしまう原因につながります。
頻繁にチケットの値引きをしている場合は、かえって客足を遠ざけてしまうリスクが高まるため注意しましょう。
無理にライブの本数を増やしている
思うように集客ができないと、焦って「今までよりもたくさんライブをして露出を増やそう」と考える人も多いものです。
しかし、無理にライブ本数を増やすと、希少性がなくなりお客さんが集まりにくくなる可能性があります。
たとえば、年に数回しかライブを行わないバンドの場合、ファンは「この機会を逃すと次はいつライブに行けるのかわからない」と考え、チケット購入にも積極的な気持ちになります。
しかし、ライブ本数が多い場合、「いつでも見に行けるから今はいい」と思われてしまうことがあるのです。このように、ファンにとってライブは「貴重な機会」だと認識してもらう必要があります。
もしも、毎週のようにライブをしている場合は、スケジュールの見直しが必要といえるでしょう。
告知や勧誘がしつこい
ライブにお客さんを集めたいという気持ちが強いと、つい強引な勧誘をしてしまう場合があります。
SNSなどで何度もライブの告知をしている場合は、お客さんに「しつこい」と思われてしまうリスクがあるため、注意が必要です。
特に、個人宛にメッセージなどで「ライブに来てほしい」と頻繁に呼びかける行為は、かえって客足を遠ざけてしまう原因になるため、注意しましょう。
ライブにお客さんを集めるための効果的な方法
ライブにお客さんを集めるための効果的な方法には、以下のようなものがあります。
役立つコンテンツを配信する
SNSなどを活用している場合は、ライブの告知だけではなく「人々の役立つコンテンツを配信する」ことが大切です。
例えば、「ギターの演奏方法」や「楽器の手入れ方法」などを紹介するのも良いでしょう。このようなコンテンツを配信することで、同じようにバンド活動をしている人から注目してもらえる可能性が高まります。
ポイントは、あくまでも自分ではなく「誰かのためになる情報を発信する」ことです。ライブに足を運んでもらうためには、まず自分たちのバンドについて興味を持ち、よく知ってもらう必要があります。
有益なコンテンツをコツコツとこまめに配信すると、その足がかりを作ることができるのです。より多くの人に自分たちを知ってもらうきっかけとして、コンテンツ配信を行うと良いでしょう。
ターゲット層を明確にする
新規ファンを獲得するためには、「自分たちのバンドを好きになってくれそうな客層」を把握することが重要なポイントとなります。
バンドにはそれぞれ特徴があります。
どのような客層に好かれやすいのか把握し、ターゲットを明確にすることで、より効果的なアプローチを行えるようになるのです。
既存ファンはどのような年代が多いのか、また性別は男性と女性のどちらが多いのかなど、データを集めて分析してみると良いでしょう。
さまざまなデータを分析してターゲットを絞り込むことで、どのような層に向けて集中的にアプローチすべきか把握できます。
活動拠点となるホームを作る
定期的に同じライブハウスを利用するなど、活動拠点を作るのも有効な手段です。
ホームとなるライブハウスを作っておくと、その現場で働くスタッフと仲を深めることができます。
すると、ライブハウスで何らかのイベントを行う際に、「出演してみないか」と声をかけてもらえることがあるのです。
そのイベントに有名なバンドが出演する場合、多くの人がライブに訪れる可能性が高まります。すると、共演する自分たちにも自然と注目が集まりやすくなり、存在を知ってもらうための大きなチャンスを得られるのです。
このようなチャンスをつかむためにも、活動拠点となるライブハウスは、慎重に選ぶ必要があります。有名なバンドを輩出した実績を持つライブハウスを拠点にすると、このようなチャンスをつかみやすくなります。
ポイントを押さえてスムーズな集客を目指そう!
ライブにお客さんが来ないと気持ちが焦ってしまいがちです。
しかし、このようなときこそきちんと原因を探り、対策を講じる必要があります。チケットの値引きやライブの本数、告知の仕方について見直しを行うと良いでしょう。
また、役立つコンテンツの配信やターゲット層の絞り込み、活動拠点を作るなどの工夫を行うことで、集客率を高められる可能性があります。
紹介した対策法を試し、集客率の向上を目指しましょう。
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