ライブの感想を集めるためにアンケートを利用してみる。
多くのバンドがライブでアンケートを実施してるかと思います。
何のためかというと、おそらく以下の2点かと思います。
- お客さんの感想を聞くこと
- 名簿集め(リスト化)
前者のお客さんの感想を聞くことは、つまり満足度調査です。 満足している箇所があれば伸ばし、課題があれば改善していく。そのための情報収集です。
ファンのニーズを知る事こそバンドを成功させる鍵です。
名簿集めについては、また別の機会に説明するとして、ここでは、「お客さんの感想を聞くこと」にフォーカスをします。
アンケートを手渡しでお願いする
これは非常に大切な点です。
バンドのメンバーやスタッフ自らがお願いする事でファンと接する事が出来ます。
また真剣さも伝わりますね。
勝手にフライヤー等にアンケートを挟まれていてもよほどのファンじゃない限り見もしません。
その時「今日はどのバンドを見に来たんですか~?」「ライブはよく来るんですか(^^)?」などと軽くお話するのも良いでしょう。
「あっ。私達に声を掛けてくれた。」と嬉しく思う子も多いと思います。
そうする事によってアンケートの記入率がグッと上がります。
回収の時に余裕があれば「HPあるんですよ~。」とか「ツイッターもやってるんです~」と口で宣伝するのも効果あるでしょう。
バンドマンやスタッフの人柄に惹かれてツイッターをフォローしてもらえるかもしれません。
ファンの目を見てアンケートをお願いする。
アンケートは記入して貰わなくては意味がありませんから、このようにまず記入率を上げましょう。
アンケートの内容は簡潔に
アンケートの質問数が多かったり、質問文が長かったりすると途端に書く気を失います。
特にライブでは書く時間が限られています。
また薄暗いですし、書きやすい机もありません。
まずファンの子達が書きやすいように答えが○付けで終わるよう作成しましょう。
そうする事で時間がなくても気軽に記入してもらえます。
また、質問をどうしても聞き出したい事だけに絞りましょう。
欲張ってあれもこれも聞こうとしてはいけません。
アンケートの文字が増えれば増える程、人は書く気を失います。
よく見るアンケートの項目で
- 何曲目が好きですか?
- 今日のライブはどうでしたか?
- 好きなメンバーは誰ですか?
などがあります。
これはファンの好みを把握する点で役に立つかもしれません。
次のライブの曲順の参考にも出来ますしね。
しかし、ファンをどんどん増やしたい時期のバンドである場合、少ないファンの曲の好みを把握するより
- 何曜日のライブだと嬉しいですか?
- 何曜日だと嫌ですか?
といった質問の方が有益ではないでしょうか。
まず1人でも多くの人にライブに来てもらう事が大切だからです。
そのために一番効率よくライブを行える日を予測する事が出来ます。
また、
- 何を見てバンドを知りましたか?
という設問も良いでしょう。
HPなのか、他のバンドを見に来てたまたまなのか、フライヤーを見てか、、etc.
そうする事でどのプロモーションに力を入れていけば良いかが分かります。
逆に切り捨てていいプロモーションもハッキリするかもしれません。
このように、自分たちのバンドの現在の状況を踏まえて必要な情報を聞き出す質問を絞って設定しましょう。
名前(ニックネームOK)、メールアドレス記入欄を作っておく
名前やメアドは任意で記入してもらえるように作りましょう。
そしてもし記入してもらえたらその情報は大切に保管しておきましょう。
メールアドレスを取得できればライブの告知が出来ます。
HPの更新情報やバンドの最新情報をお伝えできます。
うまく利用すればまたライブに足を運んでもられるかもしれません。
アンケートで得たデータを隅々まで残らず活用する事が大切です。
また、自分で印刷したいけどプリンターがないという方は、プリンターをレンタルしてくれる業者もあります。
「パソコンはあるけど、プリンターがない!」
そんな方は業者にお願いしてみてはいかがでしょうか。
プリンターレンタルサービスで、レンタル料金を払えば、インクが無制限に使えます。
初期費用・追加インク代・メンテナンス代など、月額料金以外の費用は一切かかりません。
ちょっとレンタル料は高めですが、フライヤーを自作してカラー印刷すれば業者に発注するよりは、費用が抑えられます。3ヶ月先までライブ日程が決まっているようであれば検討してはいかがでしょうか。
スマホでアンケート
最近は、スマホでアンケートを取るケースが多いと思います。
Googleフォームで作成したアンケートのURLをQRコードに変換し、印刷して渡せばスマホでアンケートを入力してもらうことができます。
これならペンや机は不要ですし、結果の集計も簡単です。
音楽の腕を磨くのも当然ですが、Webサービスを駆使して、情報を収集スキルも磨きましょう!
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