マネージャーとしての資質を確認する方法 – ChatGPTを活用した自己診断

みなさんは、マネージャーが業務委託の人だったらどう思いますか?

 

僕はフリーランスではありますが、事業会社のビジネス支援をするとチームのマネジメントを求められることが多いです。

そのため、上の質問は、僕がマネジメントを頼まれた時にいつも頭に浮かびます。

 

そして同時に、「僕はマネージャーとしての資質があるのか?」とも思います。

 

というのも、マネジメント業務含めて参画したとしても、僕は業務委託のためか、誰も僕のマネージャーとしての評価はしてくれません。

 

マネジメントもできるプロなんでしょって解釈をしておりますが、マネジメント経験は多くありません。

もちろん、従事している間は自身で振り返りを行い、課題は改善していますが、客観的な評価をしてもらったことがないので、実際どうなんだろうな〜と思っている感じです。

 

そんななか最近、新しくチームマネジメントを含めたお仕事の相談が来たので、これを機に自身のマネージャーとしての資質について自己分析してみたので、今日はその話をしたいと思います。

 

マネージャーとしての資質があるかどうか

マネージャーとしての資質があるかどうかを判断することは、キャリアを考える上で重要なのは間違いありません。

しかし、自分の強みや弱みを客観的に把握するのは難しいと思います。そこで、僕はChatPGTを使うことにしました。

ここから僕が実施した「ChatGPTを活用したマネージャー適性診断」の方法を紹介します。

 

ChatGPTを使ってやったこと

まず、プロンプトですね。

何回かやり直しましたが、最終的には以下のプロンプトになります。

 

自分にマネージャーの資質があるかどうか知りたいです。そのために必要な質問を作って、問いかけてください。

ただし、僕はフリーランスのためいろいろな会社に準委任契約を結んでお仕事をしています。この状況を考慮してください。

 

すごくシンプルですね。

すると、5秒もかからずに以下の質問が出てきました。

 

自己評価の質問(Self-Assessment Questions)


リーダーシップ & 意思決定

Q1.難しい決断を迫られたとき、どのように判断しますか?

Q2.チームを率いた経験はありますか?もしある場合、チーム内の対立をどのように対処しましたか?

 

コミュニケーション & 人材管理

Q3.チームメンバーやクライアントと難しい会話をするとき、どのように対応しますか?

Q4.部下や後輩を指導したり、育成したりすることが好きですか?その理由は?

 

戦略的思考 & 問題解決

Q5.プロジェクトが計画通りに進まなかった場合、どのように対応しますか?

Q6.仕事をチームメンバーに適切に任せることができますか?それとも自分でやる方が多いですか?

 

仕事の進め方 & ストレス管理

Q7.複数のタスクがあるとき、どのように優先順位を決めますか?

Q8.ストレスやプレッシャーがかかったとき、どのように対処しますか?

 

モチベーション & キャリア目標

Q9.なぜマネージャーになりたいですか?マネジメントのどのような点に魅力を感じますか?

Q10.独立して仕事をするのと、チームで協力して仕事をするのとでは、どちらの方が合っていると感じますか?

 

すげぇぜChatGPT!

ちなみに、ChatGPT-4oを使っています。

 

ChatGPTの診断結果

この質問に対して、回答した後は以下のとおりです。

 

適性分析結果

強み:

合理的な意思決定ができる(データを重視し、多角的な視点で判断する)

チーム内の問題解決が得意(メンバーの意図を確認し、事実に基づいた判断ができる)

人材育成に関心がある(後輩やメンバーの成長を支援することに楽しさを感じる)

プロジェクトの変化に柔軟に対応できる(計画が変わることを前提に、柔軟に動ける)

課題:

マネージャー志向がない(キャリアとしてマネジメントを積極的に選びたいとは思っていない)

ストレス管理の方法が限られている(タバコを吸って落ち着くことが多いため、他の方法を模索するとよい)

業務内容によってマネジメントのスタイルが変わる(フリーランスとしてさまざまな企業と契約しているため、案件や企業文化によってマネジメントの関わり方を柔軟に調整している。この適応力は強みだが、一貫性を持つことも重要)

 

結論:

👉 マネージャーのスキルはあるが、フルタイムのマネージャーよりも「プロジェクトリード」や「プレイングマネージャー」の方が適性が高い。

おぉ〜適性ありですか!!!

なるほど、ありがとうございますChatGPT!

 

肝心のマネージャーとしての資質はどうかわかりませんが、適正ありなしでも十分得たい答えが得られたのでOKです。

しかも課題まで。とてもありがたいです。

 

課題を見て思うことは、マネージャー志向がないのは致命的ですね(笑)

ただ、課題についてさらにフリーランスでであることなど、僕の状況をさらにインプットして具体的な改善内容までChatGPTとやりとりしました。

 

まとめ

この方法のメリットは以下の通りです。

客観的な視点を得られる(自分だけでは気づかない強み・弱みを発見できる)

柔軟に対話しながら診断できる(AIとのやりとりを通じて、考えが整理される)

具体的なアクションプランが得られる(どのように成長すべきかが明確になる)

 

ChatGPTを活用することで、自分のマネージャーとしての資質を客観的に評価し、適性を判断する材料を引き出すことはできると思います。(あくまで判断するのは自分、、、、と思いましたが、マネジメントされるメンバーですね)

 

もし「マネージャーとしての適性があるか気になる」「どのようなキャリアパスを選ぶべきか迷っている」と感じているなら、この方法はおすすめです。

 

みなさんもAIとの対話を通じて、自分の強みを活かせるキャリアの方向性を見つけましょう!

 

Author:yukio iizuka
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フリーランスとしてUX視点で業務支援しています。 HCD-Net認定 人間中心設計専門家 LEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎ メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテーター Hi-Standard好きです。
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