自動車保険が1日500円! 1DAY保険を契約してみた
短期的に車を利用したいので、自動車保険に入りたいなぁ〜と探したら、今は1日限定の自動車保険があるということを知りました。
この記事を書いている現在、有名な1日自動車保険は以下のとおりです。
- ワンデーサポーター(あいおいニッセイ同和損保)
- ちょいのり保険(東京海上日動)
- 1DAY保険(三井住友海上)
- ワンタイム保険(NTT docomo)
どの保険も対人対物が無制限で、あとは保証内容が微妙に異なるだけです。
そのため、どれも対加入するか迷いましたが、僕は支払いの都合上、1DAY保険を選択しました。
理由ですが、1日自動車保険は一般の保険契約と異なり、支払いにクレジットカードが利用できません。
そのため、支払いには各キャリアの通信料の請求時に引き落としされる形となり、必然的に、docomo、au、softbankのいずれかの契約が必要ということになります。
僕はコチラで紹介しているとおり格安SIM(MVNO)のため、キャリアの請求時の引き落としができません。
さあ、困ったと思いきや、1DAY保険はセブンイレブンで支払いが可能です。
よって、消去法で1DAY保険を選択しました。
また、ちょっと仕事でコンビニプリントが関係するUIを設計する必要があるので、「画面キャプチャを取りながら操作するチャンス!」ということで、僕の備忘録にも残すことができました。
そんなわけで、本日は1日限定の自動車保険「1DAY保険」の操作説明も交えてサービス紹介したいと思います。
利用シーン
1日限定で自動車保険に入りたいシーンってどんな状況かイメージありますでしょうか。
わかりやすい例としては以下が挙げられます。
- 友達の車を借りたとき
- 親など身内名義の車を借りたとき
友達の車を借りたとき
友達が加入している自動車保険の契約内容に依存しますが、保証の対象が広がれば当然それだけ保険料も高くなるので、運転者やその配偶者以外も保証されるような手厚い保険に加入しているケースはまずありません。
(逆に、車を貸す機会が多い友達であれば、運転者に限定しないような特約の契約を結んでいると思いますが、、、あまりいないですよね。。。)
そんなとき、1DAY保険できちんと保証をすることができます。
親など身内名義の車を借りたとき
一般的な家庭であれば、子供が運転できるようになるまでは、子どもが運転した場合にも保証してくれる保険は契約しません。
大学生・社会人となり免許を取って、そのまま実家に済むのであれば親の保険を「子供が運転しても保証されるようなもの」に変更すれば解決します。
ところが実家を離れれば、「いつ使うかわからない子供のために自動車保険を見直す」のはかなり費用がもったいないです。
そこで、実家に帰省した際や、BBQ、ちょっとした旅行などで実家の車を使いたい、などといった場合に1日限定の自動車保険が役に立ちます。
次に、僕の利用シーンを説明したいと思います。
(後述しますが、僕は保証の対象をきちんと調べていなかったため大失敗をしました。。。)
保険適用できないケース
僕は、納車日までに自動車保険の加入が間に合わなかったので、「1DAY保険」に加入し、販売元から車を運転するつもりでいました。
ところが、保険名を都合よく解釈していたせいで思わぬ落とし穴がありました。
それは、
運転する本人、またはその配偶者が所有する自動車には1DAY保険は適用されない
のです。
ちなみにこの事実は、納車前日に何気なく1DAY保険の契約内容を確認してて気づきました。。。
そのため、自分名義で購入した車を、販売店から自宅まで運転して運ぶ、というケースでは保証対象外となります。
なお、このケースはWebの申込みの際には調べることはできないので、申込み自体はできました。
ただ、事故時に保険適用外とされ、保証が受けられません。つまり無保険と同じことです。
よく調べなかった僕が悪いのです。。。。
幸いにも、「無保険で乗り回す自体を避けられた」、また「500円で済んだ」ので勉強代だと思うことにしました。
また、他にも以下のケースは保険対象外なので、申し込む前にきちんと確認しましょう。
・お車を運転される方(記名被保険者および指定被保険者)またはその方の配偶者が所有する自動車
・法人が所有する自動車
・レンタカー(カーシェアリングを含みます。)
・一部の高額車両
・車検切れの自動車や登録を抹消している自動車
・実在していない自動車
・運転する予定のない自動車
Webサイトから予約申し込みの流れ
では、申込みから料金の払込まで画面キャプチャーを交えて紹介します。
まず、Webサイトから申し込みを行い、コンピニで発券・払込を行います。
コチラにアクセスし、1DAY保険のサイトにアクセスし「今すぐネット予約登録」のボタンをクリックします。
続いて、質問事項が表示されるので、3箇所のチェックボックスにチェックを入れます。
保険プランを選択します。
基本的にどのプランも対人対物は無制限です。
プランの違いとしては、自爆や盗難など車両保険をどこまで手厚くするかってだけです。
僕は販売店のところから時間にして20分ほどだったことと、勝手知ったる道だったことから、「基本の安心 Aプラン」を契約しました。(結局、納車日を変更して、別会社の自動車保険を年間契約しましたけどね、、、)
重複契約に関する確認です。
要約すると、「他に保険に入っている場合、重複するころがある。そのため、重複した場合は、どちらか一方の保険契約から保証が受けられない場合がある」ということです。
確認とありますが、事実上、この内容に同意をしてくれという意味ですね。
個人情報の同意ですね。
保険契約以外には利用しませんと言っていますが、一部三井住友系のサービスのDMが飛んでくると思います。
(と思ってましたが、あれから3ヶ月以上経過しましたがDMは来ていません。三井住友海上さん、疑ってすいません。)
運転する人数と期間について入力します。
保険を掛けたい自動車のナンバープレートの情報を入力します。
右側の赤矢印部分が入力フィールドになってます。パッと見で入力説明に見えたのは僕だけでしょうか。。。
運転者の免許証内容の入力です。
運転者の情報を入力します。
1DAY保険は、保険証券が発券されないのでその同意です。同意しないと契約が進めないので、事実上の条件です。
なお、契約内容はWebで見られるようになっています。
重要事項の説明とありますが、免責です。
目がチカチカするほどの小さいフォントサイズで、ビッシリと字が書かれています。
入力した内容の確認です。
メールのドメイン指定の確認ですね。
メールが届かないといざという時に、不都合が多いと思いますので、受け取れるようにしましょう。
これでWeb予約の完了です。
予約コードを控えておきましょう。(なお、メールでも届きます)
ここまでがWebでの予約申し込みの手続きとなります。
契約を締結するためには、セブンイレブンの店舗に行き、マルチコピー機を使った操作と保険料の払込が必要になります。
続きまして、コンビニでの操作を紹介します。
コンビニでの手続き、支払い
セブンイレブンに行き、マルチコピー機を探しましょう。
おそらく見たことがあると思いますが、以下のような感じです。
画面から「保険」を選択します。
昔は、白黒コピーしかできなかったのに、今はいろいろできるんですね。時代は変わりましたねぇ〜
保険から「1DAY保険」をタッチします。
するとセンターに通信されます。
さて申込みの続きです。Webで予約を済ませているので右側をタッチして進んでいきます。
(マルチコピーから操作もできますが、すごく手間がかかります。スマホからでも入力できるので、Web予約をすることをオススメします)
Web予約の完了画面、もしくはメールで届いた予約コードを入力します。
続いて生年月日です。まぁ本人確認の意味があると思います。
ガーン!
実はWeb予約の場合、完了から30分経過しないとここから先には進めません。
Web予約申し込みの際、重複契約の案内や免責事項の同意は徹底していましたが、こういうことの事前アナウンスが足りてないんですよ。お願いしますよ、三井住友海上さん。
まぁUX的には、30分待たずに即時対応可能なのが望ましいので、今後に期待しましょう。
仕方ないので店舗の雑誌コーナーで立ち読みして時間を潰しました。
気を取り直して、先程の手順を操作し先に進みました。
申し込みプランの確認です。問題なければOKをタップします。
申込者情報の確認です。こちらも問題なければOKをタップ。
運転者情報の確認です。
こちら特別な操作をしなければ、申込者と同一と表示されますのでOKをタップ。
センターに通信します。
いきなりプリントが開始します。
払込票が印刷されます。
プリント完了です。払込票が印刷されているので確認しましょう。
印刷された保険料払込票です。
ちゃんと契約内容も印字されています。
プリントされた振込票の有効期限は30分ということなので、立ち読み・買い物を手早く済ませてレジに行きましょう。
払込票をもってレジに行き、支払いを済ませるとレシート(領収書)が発行されます。
後日、2週間ほどしてから1DAY保険からハガキが来ました。
中をめくると以下の2点の案内がありました。
- 次回以降の申込みの手間を省く「お客様コード」
- 2回目から割引
500円の商材なのに、なかなか手厚いサポートだと思います。
最後に
「保険の契約」と聞くと、小難しい説明や眠たくなるような免責事項に目を通して・・・といったことを想像すると思います。
1日自動車保険は、そういった煩わしさを抜きにして契約締結が可能です。
ただし、保険のアドバイザーが横にいるわけではないので、あくまで自分ですべてを調べて契約する必要があります。
自分の要求、具体的には「保証して欲しい内容」、また「その保証にいくら払えるか」を明確にした上で、適切な保険を見つけて契約しましょう。
くれぐれも僕のように、「1日自動車保険」の名称だけで、
自分が所有する自動車に対して、1日自動車保険を契約する
なんてことはしないようにしましょう。
フリーランスとして、営業や契約周りにはある程度自信がありましたが、見事に打ち砕かれました。。。
いまだに「とほほ。。。」な気分です。
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