TP-Linkの無線LAN Archer C5400を使ってみた〜速度チェック有
更新:2018-05-22
最近、テレビをREGZA 50z810xに買い替えたことで、これまで体感したことがないくらいキレイな画質で映像コンテンツを楽しめるようになりました。
このテレビの買い換えを機に、思い切って4K対応コンテンツが充実しているAmazonプライムを契約し、Amazonプライムビデオを楽しんでいます。
ところが我が家の無線LANがとても古いため、Amazonプライムビデオで映画を再生中に、誰かがインターネットをすると、動画がカタカタしてしまい、とてもストレスを感じるようになりました。
そこで、まだまだ使える無線LANは他人に譲ることにして、家庭用としてはかなりの高性能であるTP-LinkのWiFi 無線LANルーター「Archer C5400」に乗り換えることにしました!
実際に購入したのはコチラです。
主なスペックは以下の通りです
- 5GHz帯で最大2167Mbpsの転送速度
- 2.4GHz帯で最大1000Mbpsの転送速度
- MU-MIMOによる最大4台同時のデータ送信
- トライバンド接続(2.4GHz、5GHz☓2)
- ビームフォーミング
- ホームネットワークセキュリティ対応
- ゲストネットワーク
- IPv4とIPv6に対応
家庭で使うよりは、数名のオフィスやSO-HO(って最近言わないですね。今はシェアオフィスとかコワーキングスペースって言う方がイメージしやすいですかね?)での利用のほうがマッチするかもしれません。
こうみえても僕はSI業界にいたころはネットワークエンジニアだったので、スペックに見合った価値があるかどうかを調べるために、本日はTP-Linkの無線LANルーター「Archer C5400」の速度をチェックしてみたいと思います。
なぜArcher C5400を選択したのか
先に挙げた、Amazonプライムビデオを見てる時に誰かがインターネットを使うとカクカクする」という問題を解消するだけであれば、もっと安い無線LANでも良かったわけですが、以下の理由から現在の要件をギリギリ満たすもので妥協するのではなく、現在販売されている一番いいモデルを購入することにしました。
- 接続デバイスが11台ある
- 普通に考えたら多いですが、最近Google Homeやクロームキャスト ウルトラなど比較的新しいデバイスを利用したお仕事に関わっているのが理由です。まだ増える可能性があるので接続台数は多いに越したことはありません。
- 経費にできる
- 高いものでも販売価格が50,000円を超えないため、5年くらい使えれば減価償却としては十分です。
- 無線LANは壊れにくい
- 当時1万円くらいで購入した、バッファローの無線LANが10年経ってもまだ現役であることが理由です。どの無線LANにも当てはまるものではないと思いますが、、、
- 物理的なセットアップが面倒くさい
- 子供が小さいため、適当に配置すると電源を抜かれたりアンテナを折られたりするします。よって、我が家は壁や天井などにセットする必要があるため、できるだけ同じ位置で長く使いたいという要求があります。
Archer C5400の他の候補としては、Netgearの「Nighthawk X6S R8000P-100JPS」、ASUSの「RT-AC88U」BUFFALOの「AirStation ighPower Giga WXR-2533DHP2」がありましたが、
- 「Netgear Nighthawk X6S R8000P-100JPS」は脆弱性が見つかったので却下
- 「BUFFALO AirStation ighPower Giga WXR-2533DHP2」は他の比較し、転送速度が遅いので却下
- 「ASUS RT-AC88U」は接続台数が実質10台くらいだったので却下
ということで、TP-Linkの Archer C5400にしました。
Archer C5400の開封の儀
それでは、家電のレポートに相応しく開封の儀を行いたいと思います。
僕はヨドバシゴールドポイントが貯まっていたのでyodobashi.comで購入しました。
手前のマウスはサイズ比較用です。
Archer C5400の外箱です。
Archer C5400の中身一式です。
真ん中の黒の四角い物体が本体です。大きいとは聞いていましたが、マウスと比べれば分かりましたが想像してたよりかなり大きいです。
本体のアンテナを立てたところです。
かなり威圧感あります。このような頭部をしたロボットがいるのですが名前が思い出せません(笑)
電源を入れたところです。
Archer C5400のセットアップ
次にArcher C5400のセットアップがすごく簡単だったので、ついでに紹介したいと思います。
昔の無線LANはセットアップ時にはPCに有線LANを繋いで設定していましたが、今はそんなことしません。
TP-Linkが公開しているスマホアプリTetherを使って、セットアップします。
Google Homeとクロームキャストも同様にスマホアプリでセットアップしたので要領は同じです。スマホがないと不便で仕方ないと思います(汗)
インストールが完了したらアプリを起動します。
以下の画面はTetherの起動直後の画面です。
Tetherアプリのウォークスルーです。
このアプリの初回起動時に現れるガイドをチュートリアルと呼んでいましたが、実はウォークスルーが正しいそうです。まぁ分かればどっちでもいいですけどね。
Tetherのホーム画面です。登録しているデバイスがないと、以下の表示になりますので、早速Archer C5400を登録してみます。
スマホの設定画面からWi-Fiにアクセスし、Archer C5400のSSIDを指定し、パスワードを入力します。
SSIDはトライバンドなので2.4GHzと5GHzが2つあります。好きなのを選択します。
Wi-Fi接続が完了し、Tetherアプリに戻ると、登録したArcher C5400が表示されています。
TetherアプリからArcher C5400にログインします。
インターネット接続タイプの指定です。特に指定がなければ推奨の方を選択しましょう。(あとから変更可能です)
ワイヤレス設定です。特に指定がなければトライバンドすべて使えるで良いと思います。
「要約」というタイトルですが、実は設定内容の確認です。意味はわかりますが、ローカライズが不完全なように思えます。
設定完了です。
特になければ、今すぐバインドしましょう。
ようやく完了です。
Archer C5400の転送速度を表示してくれています。
Archer C5400の実力
実力を図る前に、Archer C5400に変更する前の状況を確認します。
まだまだ使えるバッファローのAirStation WZR-AGL300NHです。
2008年の発売当時に買ったもので、結婚前から使っています。10年に渡って、我が家の無線インターネット環境を支えてくれた名機です(笑)
速度はこんなもんです。
下り67.8Mbps ・上り38.2Mbpsですが、AmazonPrimeの動画を再生している時に、家で誰かしらネットを使うと動画がカタ付くのでストレスを感じます。
続いて、Archer C5400の速度です。
下り94.8Mbps ・上り41.4Mbpsで、かなり改善されています。
Archer C5400のスペック的には、下りに5GHz帯で2,167Mbps、2.4GHz帯で1,000Mbps通信速度がスペックなので、それと比較すると断然遅いです。
計測はすべてiPhone8のWi-Fi接続状態で行っており、iPhone8(docomo)は下り最大594Mbpsなので、こちらボトルネックではありません。
実は、ボトルネックの原因は、我が家のプロバイダであるU-NEXT(旧アルテリア・ネットワーク)なので、速度を活かすためには、ISPの乗り換えが必要になるということもわかりました。
プランはU-NEXT光01のため、上下最大100Mbpsしか出ません。。。月額2,980円と格安なので文句はないですがね。。。
最後に
当初の課題であった、Amazonプライムビデオがカタカタする問題は解消されました。
1点、テレビの位置がArcher C5400からちょっと遠いので、2.4GHzで通信しているのですが、たまに電子レンジの使用中に動画がカタつく問題がのこりましたが、それでも我が家のインターネット環境はかなり改善されました。
今のところArcher C5400のスペックを活かしきれていませんが、買って満足しています。
また、使用中は熱くなりすぎるので気になるというコメントを見かけましたが、さほど気になりません。
大きさが気になりますが、スペック的にはオススメの無線LANです。
ただ、このままでは高性能無線LANがもったいない感は否めないので、回線の乗り換えを考えています。
僕はDMMモバイルという格安スマホを利用しているので、DMM光に乗り換ると月額3,280円で済むので、これを機に、より良いネット環境にしようと思います。
その結果は、後日追記したいと思います。
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