Xserverから高負荷アラートが来た。その1
レンタルサーバの選定で紹介した通り、lolipopで運用していたサイトがアクセスがありすぎて、アクセス制限されるようになったのでXserverに引越しをしました。
引越しして2ヶ月間は、特にトラブルもなく稼働してくれて、アクセスもlolipop時代はデイリー1,000PVくらいだったのが、Xserverではデイリー6,000PVまで上がりました。
正直言って毎日、Google アナリティクスを見るのが楽しくて仕方ない感じでした。
嬉しい限りなのですが、これならもっと早くやっておけばもっと広告費稼げたかも、、、とちょっと複雑な気分になりました。
そんな順調な滑り出しを見せたXserverでしたが、引越しして3ヶ月「月間100万PVまであと一歩!」というところで問題が発生しました。。。
問題発生
いつもどおりにメールを受信すると、Xserverから「【重要】Xserver カスタマーサポート」というメールが届きました。
どうせキャンペーンの案内でもしてきたのだろうと思っていたのですが、そこにはなんと、
お客様がご契約中の上記サーバーアカウントにおいて、該当MySQLデータベースに対する著しい負荷上昇を確認いたしました。
※1/7 19:58 ~ 1/8 01:28頃, 高負荷を検知しました。
という記述が目に入ってきました。さらに読み進めると、
今回の負荷上昇により、同ご利用サーバーをご利用のユーザー全体への悪影響が懸念されましたためお客様の該当サーバーアカウントに対し、下記の制限を実施しております。
・MySQLデータベースに対する同時接続制限を強化
・サーバーパネル「MySQL設定」へのアクセス制限
の通り(一部のみ抜粋)、アクセス制限かけられる事態となってしまいました。。。
先日の記事のとおり「10万以上、100万PVまで」の条件で探したレンタルサーバでしたが、このlolipopでアクセス制限をくらったサイトは、僕の見込みをはるかに超えたアクセスがあったということです。
僕の見込みが甘かったということですね、ハイ
うれしいけど、悲しいわ。。。
解決に向けて
「何の処理が原因かを調べるところからかな ~」と思ったら、さすがXserverさん。
メールには、以下の通り問題がありそうなSQLを提示してくれていました。
▼問題と思われるSQL
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insert into XXXXX_yarpp_related_cache (reference_ID,ID,score) (SELECT 136478 as reference_ID, ID, ROU
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調査の手間が省けました~。これは助かります。
テーブル名にある「XXXXX_yarpp_related_cache(XXXXXはインストール時に設定したプレフィックス)」でYARPPプラグインで実行しているSQLが疑わしいことがわかりました。
さて、対応ですが、僕の予想をはるかに超えたアクセスなので、まだまだアクセスが伸びる可能性があります。
そこで今回は、YARPPプラグインを停止することにしました。
YARPPプラグインは、該当の記事に関連する記事を表示してくれるため、興味を持ったユーザに対して、さらなる興味喚起を起こし、サイト内を回遊してもらえる大変優れものです。
なので、停止するはちょっと痛いのですが、中途半端に対策するよりは抜本的に対応し、問題なければアプリ・データベースのチューニングをして復活させようと考えての結論です。
(YARPPの詳細については、関連記事を表示させる(YARPP)を参考いただければと思います)
プラグインを停止する前と後でデータベースへの負荷がどれだけ変わったかなど、調べることはしませんでした。
つまり、
って感じで済ませました(笑)
その後2,3日経ってもXserverから連絡はなかったので、「問題ないな」ということで自分の中では解決をさせました。
追記
後日談となりますが、この問題は始まりの序章に過ぎず、解決するまでしばらくかかりました。。。
興味のある方は、以下「シリーズ記事」より読み進めてもらえればと思います。
シリーズ記事
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