LEGO®SERIOUS PLAY®(レゴ®シリアスプレイ®)とは?
先日、レゴシリアスプレイの認定ファシリテーターになった旨を、友人に伝えたところ、
なにそれ?LEGOで恐竜とか作る人のこと?
と言われてショックを受けました。。。。
友人が言ってるのは、「レゴビルダー」のことで、公式に認定を受けてるのは日本で一人だけです。(もっとレアな資格です!ちなみに世界で見ても22人しかいません!)
僕が認定を受けたのは、
LEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎ メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテーター
なので、ちょっと違います。
レゴシリアスプレイはビジネスの課題解決に向いているので、レゴビルダーと誤解されてされると、ちょっとよろしくありません。
というわけで、本日はレゴシリアスプレイについて、説明してみたいと思います。
レゴシリアスプレイとは
レゴシリアスプレイは1996年にデンマークのレゴグループが開発し、その後ロバート・ラスムセンとシーモア・パパートによって研究と発展が進められました。元々は、レゴ社内のストラテジックプランニングセクションにおいて、新しいビジネス戦略を立案するためのツールとして導入されました。
このアプローチは、コンストラクショニズムと呼ばれる学習理論に基づいており、手を動かすことによってアイデアを形成し、構築し、共有することで創造性と協働性を促進します。レゴシリアスプレイは、参加者がレゴブロックを使って自由な発想で構築し、それを物語や意見として共有することに焦点を当てています。
このプロセスは、組織やチームのビジョン形成、戦略立案、チームビルディング、問題解決などさまざまな分野で活用されており、その効果や柔軟性から多くの企業や組織に広まっています。
レゴシリアスプレイで解決できる課題
レゴシリアスプレイは、使い方次第でいろいろな問題を解決することができます。
僕自身は、大きく以下の課題を解決する際にレゴシリアスプレイを提案することが多いです。
アイデア創出とイノベーション
レゴシリアスプレイのワークショップでは自由な発想が重視されます。参加者がレゴブロックを使って自分のアイデアを具現化することで、創造的なアイデアの発掘とイノベーションが促進されます。
ビジョンと戦略の明確化
組織やチームのビジョン・戦略を共有し、明確にすることは重要です。レゴシリアスプレイを用いることで、参加者が自らの視点を表現し、共通の理解を得ることができます。これにより、組織全体の方向性が明確化されます。
チームのコミュニケーション改善
レゴブロックを使ってアイデアや意見を視覚的に表現することで、参加者間のコミュニケーションを活性化させます。非言語的なコミュニケーションが促進されるため、チームメンバーの相互理解が高まり、コラボレーションが強化されます。
目標設定・キャリアプラン策定
レゴシリアスプレイを用いると、目標やキャリアプランをビジュアル化しやすくなり、参加者は自分のビジョンを具体的に表現できます。アクティブな対話を通じて目標に向かうステップを共有することができるので、自分自身に対する深い理解が生まれます。
レゴシリアスプレイを利用したワークショップの流れ
レゴシリアスプレイのコミュニケーションは平等で、言葉に頼らずにレゴブロックを通じてアイデアを表現します。
そのため、ファシリテーターは、参加者が自由に発言し、内向的な人も参加しやすいようにワークショップを進行します。
ワークショップの流れは大きく以下の通りです。
アイスブレイク
ワークショップの参加者同士が打ち解けるためのアクティビティを行います。緊張をほぐし、参加者同士のコミュニケーションを促進します。
レゴを使った作品作り
参加者はレゴブロックを使用して、与えられたテーマや課題に対してアイデアや解決策を表現します。自由な発想を重視し、各参加者が自分の考えを、ポストイットに書かれた言葉ではなく、レゴの作品として具現化します。
ストーリーテリング
各参加者は自分が作ったレゴの作品を、他の参加者に向けてを説明します。レゴの作品を通してストーリーを語ることで、ホワイトボードでは伝えられない自分のアイデアや意図を共有し、他の参加者との相互理解を深めます。
ディスカッションと洞察の抽出
参加者はグループで集まり、レゴの作品とストーリーについて意見交換や議論を行います。ファシリテーターがフォローしながら参加者の意見をまとめ、共通の理解や洞察を抽出します。
レゴシリアスプレイを体験したい方へ
本ブログの管理人である僕もLEGO SERIOUS PLAY (レゴシリアスプレイ)のファシリテーターとして、公式に認定を受けております。
また、いくつか条件はありますが、無償でワークショップを実施しております(詳細は、【無料】LEGOを使ったワークショップのご案内の記事を参考)
興味がある方は、以下よりお気軽にお問い合わせください。
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