【父親必見】乳幼児に与えてはいけない意外な食べ物


最近、乳幼児に与えた食事が原因で死亡するニュースが取り上げられました。

 

不慮の事故であるとは言え、亡くなった子供の両親を考えると、同じ幼子を持つ親として胸が張り裂ける思いです。

 

我が家には1歳と3歳の子供がおり、育児は専業主婦である嫁さんが担当していますが、僕の休みに合わせて嫁さんが外出の予定を入れる時は、2人の子供の面倒を見ています。

 

特に、嫁さんが友人の結婚式に参加する時などは、朝から夕方まで子どもたちと留守番をすることになるので、その場合は、子どもたちのお昼とおやつに与えるものを準備しておいてくれます。

 

ちなみにパパの分はいつもカップラーメンです(涙)

 

とは言え、子供の動きは予測できません。

 

3歳にもなれば「アレ食べたい」など言葉も達者になりますし、1歳の子は、離乳食を思ったように食べてくれない時もあるので、与えてはイケない食べ物をあげてしまう可能性はゼロではありません。

 

常に、子供の食事を考えている母親であれば当たり前のことであっても、父親にとっては「えっ、そうなの?」ということが多々あります。

 

自分の無知が原因で、子供を危険に晒すわけには行きません。

 

そこで本日は、自分の勉強も兼ねて、子供、特に乳幼児に与えてはいけない食べ物・飲み物についてまとめてみたいと思います。

 

無知が引き起こした悲しい事例

まず、ニュースで話題になった事件をピックアップします。

 

一つ目は、1歳未満の子供にハチミツを与え、ボツリヌス症を引き起こしたニュースです。

 

 

僕自身、一人目の子供が10ヶ月になるまで、ハチミツを与えてはいけないことを知りませんでした。

 

ハチミツは栄養価が高いので、離乳食にちょうどイイじゃん的な話をしたら「赤ちゃんにハチミツを与えてはいけないことは常識である」と激しく怒られました。

 

また、塩分のとりすぎで中毒死したニュースもありました。

 

 

塩分の摂り過ぎが良くないことは大人も一緒ですが、乳幼児がどの程度の塩分を摂取すると摂り過ぎなのかは把握していませんでした。

 

1歳児なら小さじ1杯(5〜6g)で致死量ということですが、これは「醤油ラーメン1杯のスープを飲み干す」くらいの量なので、上記の死亡事件はかなり無茶なシーンだったのではないかと想像できます。

 

乳児に覚醒剤を摂取させたという、日本ではかなり衝撃的なニュースもありました。

 

 

これはもちろん論外ですが、僕の中ではかなり忘れられないニュースだったので取り上げてみました。

 

乳幼児に与えてはいけないもの

ハチミツ、塩分の摂りすぎの他、一般的に以下のものは乳幼児に与えてはいけないと言われています。

  • 青魚、刺し身や魚貝類
    • アレルギー・食中毒
  • 塩分・油分・脂肪分が多いもの(ハム・ベーコンなどの加工食品)
    • 中毒
  • ピーナッツなどのナッツ類
    • 誤嚥による窒息
  • アレルギーが懸念される物
    • あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、バナナ、ごま、カシューナッツ

 

上記は、ちょっと調べればすぐにわかるものなので、ここでは「えっ!それも与えてちゃダメなの?」という意外と知られていない、食べ物・飲み物について紹介します。

 

与えてはいけない意外な食べ物・飲み物

この記事を書くために調べた、乳幼児に与えてはいけない食べ物・飲み物を紹介します。

大人の感覚であれば普通に良さそうなものもあるので、シッカリ把握しましょう。

 

水道水

塩素(カルキ)があるので、生後6ヶ月まではNG。

粉ミルクなどを利用する場合は、一度沸騰させれば大丈夫です。

 

また、ミルクを作る際にミネラルウォーターを使う場合は、軟水か純水を使ってください。

硬水だと、必要以上のミネラルが含まれているため、赤ちゃんの腎臓に負担がかかります。

 

トマト

トマトの皮が喉に張り付いて、窒息の恐れがあるためです。

湯剥きして与えれば、この問題はありません。

 

また、トマトの種は消化に悪いので取り除く必要があります。

 

パパイヤ、マンゴー、柑橘系のフルーツ

一昔前の離乳食はフルーツや果汁が一般的だったそうですが、今はアレルギーの恐れがあるのでNGなのだそうです。

 

アレルギーとは異なりますが、祖父・祖母が、りんごやみかんを良かれと思って食べさせ、結果として赤ちゃんを窒息死させてしまうこともあるそうです。

 

アボガド

脂肪が多いことが理由です。

森のバターと言われるほどなので、赤ちゃんの内蔵に負担を掛けてしまいます。

また、加熱をしないとアレルギーになる可能性もあります。

 

ただ、良質な脂質なので、1歳あたりになれば、与えても良いそうです。

 

黒糖

黒糖は砂糖とは異なり不純物もないので、与えても良さそうだと思いがちです。

 

ところが、ハチミツほどではありませんが、ボツヌリス菌が含まれることがあるので、乳児ボツリヌス症で死亡する可能性があります。

 

みりん、料理酒

アルコールが含まれているのでNG。

ただ、アルコールが蒸発するまで加熱すればOKです。

 

牛乳

牛乳は加熱して離乳食に含めて与える場合、7~8ヶ月以降であれば問題ありません。

 

ただし、母乳の替わりとして常用するには、ミネラルやタンパク質の過剰摂取、及び鉄分の不足を招くため、NGです。

 

銀杏

食べ過ぎると下痢や嘔吐が止まらなくなる中毒症状がでます。

原因は、ビタミンB6が不足することによる神経・脳に異常が起きるためです。

 

乳幼児にとっての許容ラインはわかりませんが、どうしてもあげたいシーンも思いつかないので、与えないようにしておけば良いと思います。

 

2017.11.7追記

子供の銀杏の食べ過ぎラインが分かりました。

7〜150個というかなり幅がありますが、最小の7個がNGラインとすると、幼児の場合はもっと少ないと仮定できます。

 

 

最後に

紹介したハチミツの死亡事故については、メディアで取り上げられた時は「乳幼児にハチミツを与えてはいけないのは常識である」という意見が大半でした。

 

ところが、アボガドのような最近でこそ知られていますが、先人の知恵がない食材については、ハチミツのように「常識」になるには時間がかかります。

 

そもそも、普段から子供の食事を考えていないイクメン(※)にとっては、こういった情報をキャッチアップするのは難しいと思います。

 

※イクメンは「育児をする男性」なわけですが、どこまで育児にコミットしたらイクメンなのでしょうね。まぁ、食事に関しては、嫁さんの用意したご飯を与えるくらいの関わりがあれば、イクメンと言ってもいいと思いますが(笑)

 

そこで、イクメンのみなさんは、食育に関しては嫁さんのナレッジをシェアしてもらうのが良いかと思います。

 

そのためにも、週に数回は早めに帰って、家族でご飯を食べるような時間を作り、嫁さんと子供の食事に関してコミュニケーションを取ることをオススメ致します。

 

実際に、僕も実践していますが、嫁さんも話し相手が欲しいらしく、食育以外の子育て情報も怒涛のように説明してくるため、いつも情報のインプットが追いつきません(汗)

 

まぁ、何はともあれ家族の時間を作る効果も期待できますので、イクメンのみなさん。一緒に頑張りましょう!

 

Author:yukio iizuka
プロフィール画像
フリーランスとしてUX視点で業務支援しています。 HCD-Net認定 人間中心設計専門家 LEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎ メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテーター Hi-Standard好きです。
http://yukioiizuka.com
mislead
MISLEADの記事に共感いただけましたら
いいねをお願いします。

コメント一覧

コメントはありません

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください



       

© yukio iizuka All Rights Reserved...