車の一括査定サイトを使って車を売却しました。

公開:2025-01-28 / 自動車 / , , , , ,
更新:2025-01-28

車の売却を考えたことはありますか?

僕はちょっとしたトラブルがきっかけで、実際に車の売却を経験することになりました。

 

いろいろと落ち着いてきたので、自分の車の売却体験について書き綴って見たいと思います。

 

なぜ売却することになったのか

今まで乗っていた車(日産のキューブ)は、平成23年式で、すでに10年を経過していました。

(中古車で買ったので、我々が乗っていたのは7年ですが)

 

とはいえ、この7年間いろいろありました。

 

元はと言えば、マンションの駐車場の空きがなく予約して5年以上経過したある日、突然の連絡があり、そこから急遽購入に踏み切りました。

 

この時、子供はまだ1人でしたが、その後2人目が生まれ、さらに3人目が生まれ、子供も大きくなりといよいよ大きな車が必要になりました。

 

そう、車の買い替えです。

 

僕個人の意見としては、キューブは高さがあるのでそこまで狭くはないですし、ウチは子供の送迎などがメインなので基本的に街乗りです。

 

買った時は、7,000kmでしたが、売却時は31,000kmでした。つまり、7年で26,000kmしか走っていません(笑)

 

さらに、日産のメンテプロパックに加入していたので、半年に1度の定期点検と、必要な(不要なものもあったかも)パーツ交換の提案を受けていたので、まだまだ現役で乗れる状態でした。

 

なので、壊れるまで乗り潰す感じで考えていたのですが、妻としては買い替えたいようでした。

 

真意は結局わかりませんが、おそらく友達や友達の子供を一緒に乗せたいというだけな気がします。

僕としては、送迎の仕事が増えるだけなのでとても嫌なわけですが、子供たちが大きくなることを考えると、まぁタイミング的には悪くないかなと思い、買い替え検討に付き合うことにしました。

 

車の下取りとちょっとした事件

妻が買い替えたがってるわけなので、買い替え対象の検討は基本的に妻に考えてもらいました。

 

車は、メーカー・車種などいろいろ検討していましたが、最終的になぜか日産のセレナに着地し、実際に中古車販売店に行って、その日に即決して購入しました。

 

個人的には、カルロスゴーン事件以来、売上が低迷し、かつハイブリッド車押しで戦略も失敗している会社なので、あまり乗る気ではありませんでしたが、日本市場では人気車種ですし、パーツやらメンテやらで困ることはなさそうなので、判断に従うことにしました。

 

さらに商談の中で、現在乗っているキューブは下取りで10万円の値がついたので、そこはホクホクの気分でした。

(事前に、買取査定サイトを覗いて5,6万がいいとこかなと思っていたので)

 

とまぁ、そんな感じで、購入自体はあっさりと完了しました。

 

ところが、その数日後、事件は起きました。

 

妻が、ド派手にキューブのお尻をぶつけて帰ってきたのです!

その時の写真がこちら。

 

キューブのぶつけた後の写真

 

いやいやいや、一体どうした???

10万円で下取りすること決まってますけど!

 

詳しく確認したところ、トランクの開け閉めがキツくなっており、さらにバックライトが割れていました。。。

このまま乗り続けるとしても、間違いなく車検は通りません。。。。

 

とても誤魔化せるレベルではないので、急いで中古車店に連絡です。

少々距離があるのでとりあえず写真だけ送ってもらい、返事を待ちました。

 

ただ、この派手な状態ではいい返事がもらえないことが確定しているので、頑張って素人板金した後の写真を送りました。

キューブの素人板金後

 

傷跡は残りましたが、凹みに関しては我ながらよく直せたと思います。

あとコンパウンドで全体的に気になる箇所も磨き上げました。

 

翌日、担当の販売員から連絡があり、

 

基本的には査定した状態が条件なので、その状態に修復してもらう必要があります。

ただ、その場合10万以上かかると思います。なので、1万円で下取りでいかがでしょうか?

 

という話をとても申し訳なさそうにしていました。

悪いのは100%こちらですけどね。。。

 

とはいえ、10万が1万になるのはかなりの痛手です。

ここで、事前の査定結果を思い出し、「10万は無理でも5万にはなるなと思い」、下取りはやめて、売却の道を選択しました。

 

車の一括査定登録と査定結果

知人で、車の一括査定して売却した人がいたことを思い出し、尋ねたところMOTAというサービスを教えてもらったので、こちらを使うことにしました。

 

2024年現在、バカリズムさんがイメージキャラクターになっており、認知度もかなり高そうでした。

 

査定は結構簡単で、画面の指示に従って現状の車の写真、走行距離、過去の修復歴など細かく入れて送信すれば終わりです。

僕は午前中に登録したら、なんと夕方18時には査定結果が出揃いました。

 

上位5社で高い順に表示され、そのうち上位3社には僕の個人情報が送られ、現物を確認しての査定依頼が強制でなされるようになっていました。

 

査定の結果は以下のとおりです。

車の一括買取査定結果

 

どん!

うーん、10万は射程範囲に入ってますね〜

 

でもサブディーラーとはいえ下取りで10万円だったので、10万円を超えることはないだろうと思っていました。

上限は期待感を煽りたいのでしょうが、まぁ、業者も安く買って高く売りたいでしょうから仕方ないですね。

 

一応、MOTAはこちらの入力に不備がない限りは、基本的にこの査定の範囲内で買い取ってくれるとのことなので、6.8〜8.5万ってとこかなと。

 

まぁ1万円より高く売却されることは確定したので、一安心です。

 

現物査定と営業マンとの交渉

MOTAを教えてくれた友人は、業者を同じ時間に集めて、その場で一斉に見積もりを提示するやり方をお勧めされました。

知人曰く、一社づつだと、一番最初の見積もりに引っ張られて、次業者がそれよりちょっと高く提示して、最後の業者がさらにちょっと高くした金額でFIXするからとのことでした。

 

別にいいんじゃないと言ったら、一斉にドンだと基準の査定額がないから各社駆け引きなしで買い取りたい金額を提示してくるから、このやり方が一番いいとのことでした。

 

なるほど、一理ある。

てか、そもそもそんなやり方があると知らなかったので、このやり方をお願いすることにしました。

 

ところが、現物査定の日時調整でその旨を伝えたところ、2社から

 

「すいません、ウチは同時査定お断りしてます」

 

と言われました。。。。

 

えー、まじかよー。

 

知人の車は確か5年落ちのプラドだったので、業者的には同時査定でもいいから買取の機会が欲しかったのでしょうね。

 

ウチの10年落ちのキューブには、残念ながらそれだけの魅力はありません。。。。

 

というわけで、同日で1時間ずらしで3社の現物査定をすることにしました。

 

3社とも、よくいるフツーの営業マンでした。

各社ともに詳しく車をチェックして、MOTAに記入した修理歴をヒアリングしてきました。そのあとは、自社の買取部門に電話かけてあーだこーだやってました。

 

査定金額は各社ともに僕の予想通りで、下限の金額で勝負って感じでした。

 

具体的には、

1社目 査定金額を言わず、キャンセル

2社目 何癖をつけて、下限以下の70,000円

3社目 75,000円

 

という結果でした。

1社目は、現物査定一発目だったのと、事前査定で8.5万〜12万という提示だったので、「10万じゃない売らない」ということで、1時間めいいっぱい交渉させてもらいましたが、結局「10万は無理です、ごめんなさいー」という言葉を残してお帰りになられました。

10万以下は確定でしたが、結局いくらで買う気だったのかは今でも気になります。

 

2社目は、難癖というか、ここは事前には分かりませんでしたー、とさらりといって下限以下の金額を正当化してきました。

 

いやいや、素人だからって舐めるなよ。

MOTAの3社強制現物査定に食い込みたかっただけだろ。って魂胆が見えたので、「じゃあ残りの業者の査定結果見て判断します」と返事をして、お帰りいただきました。

当然お断り確定です。

 

 

3社目は最初70,000円の提示だったのですが、15分くらいの交渉の末、75,000円(リサイクル料含む)の金額提示でした。

期待の金額には届いていないので、どうしようか悩みましたが、別の業者呼んでまた現物査定するのも面倒だなーと思い、妥協しました。

 

詳しくいうと、サブディーラーの下取りは、10万+リサイクル料だったので、約11万円だったので、最終的にマイナス35,000円で食い止めました。

 

35,000円あればnintendo switchが1台買えたなー、なんて思うと虚しくなるので、考えるのをやめました(笑)

 

最後に

車の売却は、まさに知恵と工夫のぶつけ合いでした。

 

一括査定や複数業者の競争で「こっちの方が有利じゃない?」とドヤ顔する一方、営業マンたちもなかなか手ごわい。

 

まるで心理戦です。

 

そして、何より大事だったのは“演技力”。

「もっと高く売れそうだし、別の業者を呼ぶかも」なんて顔をしながら値段を引き上げる交渉は、俳優ばりの駆け引きが必要でした。

 

次に売却する際は、もしかすると「車売却劇場」でデビューできるかもしれません(笑)。

 

少し手間はかかりましたが、最終的に納得感のある結果に落ち着いたので、これも良い経験!みなさんも売却する際は“自分流”の戦術で挑んでみてください!

 

Author:yukio iizuka
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フリーランスとしてUX視点で業務支援しています。 HCD-Net認定 人間中心設計専門家 LEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎ メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテーター Hi-Standard好きです。
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