タイヤ交換で提示された見積もりが激しく高額だった件
我が家の愛車はキューブです。(中古車購入時のことはコチラで記事にしています)
この記事を書いている今、カルロスゴーンが2回目の保釈ということで、日々ニュースで話題になっている日産車です(笑)
先日、ディーラーで車検を通したのですが、平日取りに来て終わったら、駐車場まで持ってきてくれるといった、依頼も快く引き受けてくれましたし、ひとつひとつの対応がとても丁寧でした。
現場はみんな一生懸命頑張っていました。
上層部も見習っていただきたいものです。
さて、そんな我が愛車ですが、贔屓にしているガソリンスタンドで手洗い洗車をお願いしたところ、
「お客さん、タイヤがひび割れてますよ。」
と言って、ひび割れの箇所を教えてくれました。
ウチのキューブは平成23年車なのですが、タイヤの数字から最初から装備されているタイヤとのことで、6年間変わっていないなど説明をしてくれました。
「もし、ウチで変えてくれたら少しサービスしますよ」
という口説き文句と一緒に、タイヤの見積もりが出てきました。
準備がいいですねぇ〜、なんてわざとらしい返事で話を合わせて見積もりを見たところ、衝撃の値段でした。こちらがその見積もりです。
REGNO GR-XI 67,842円(1本16,956円)
Playz PX-C 61,776円(1本15,444円)
ECOPIA (OEM)EP25 70,848円(1本17,712)
ECOPIA NH100C 60,048円(1本15,012)
NEXTRY NEXTRAY 57,520円(1本11,880)
なななんと!一番安くても5万円以上するではありませんか!
昔、ウチの弟がタイヤ交換の値段に不満を言っていたのを思い出し、その場いろいろ聞くふりをして「ほーなるほど。検討します」とだけ言い残し、その場を後にしました。
いくら素人だからってバカにしてはいけません。
ただのゴムの塊4個が、そんなに高いわけ無いでしょうよ。
何も知らないと思って、高値を売りつけてる感がしたので、これを機にタイヤ交換について調べてみました。
タイヤ交換の金額
今の時代はインターネットがあるので、こういったことを調べるのは容易です。
調べると、結構ピンキリですね。
国産のタイヤメーカー(ダンロップやブリジストン)で、かつスタッドレスであれば、タイヤ4本でで5〜6万で、プラス工賃・廃棄代が加わる感じです。
一方で、国産のサマータイヤや中国・韓国産になると、タイヤ4本で2〜3万にプラス工賃・廃棄代といった感じになります。
ガソリンスタンドで提示されたタイヤを価格.comで確認すると、タイヤ1本あたろ5,000円ほど上乗せされてますね。(ちなみにサイズで結構変わりますが、ウチは175/65R15 84Hです)
4本だと20,000円ほど上乗せされているので、かなりの価格差が出ました。
見積もりには、タイヤ代とは別で工賃と廃棄代が入っているのでタイヤの代金として純粋に20,000円乗っけている感じです。
携帯の料金しかり、無知を相手に稼げる時代ではないので、小売業はサービスの質で勝負いただきたいと思っている今日この頃です。
タイヤ持ち込みで作業してくれるサービス
免許の講習でタイヤの交換について教わった記憶があるので、「タイヤをネットで買って、自分でつければいいじゃん」と思って検索したら、なんとそういうサービスがありました。
そのサービスは、あらかじめ予約だけしておき、後日ネットで買ったタイヤをスタンドに送りつけて、当日車を持っていけば作業してくれるというものです。
タイヤは自分で払って持ち込む形になるので、当日は工賃と廃棄代だけを払えばいいというものです。
これなら自分で作業しなくて済みますし、やはりプロに任せた方が安心度が違います。
というわけで、このサービスを利用することに決めました。
どこにお願いしようかなーと調べたところ、ディーラーはもちろん、イエローハットなどのカー用品店や、ガソリンスタンドなどでやってくれるので、割とどこでもやってくれるということがわかりました。自分が知らないだけで、結構当たり前のサービスなんですね。
ちなみに僕は楽天をよく使うので、楽天マラソン中に以下から申し込みました。
東京よりの千葉に住んでいますが、受け付けている店は割と多いのではないかと思います。
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タイヤ交換にかかった費用
楽天のタイヤ取り付けサービスは、権利を販売している形になるので、対応しているガソリンスタンドを探す必要があります。
でもガソリンスタンドで対応していることもあり、割とどこでも対応してくれるようなので、割と近くのガソリンスタンドで予約することにしました。
その金額ですが、
工賃:6,480円(タイヤ1本1,620円)
廃棄代:1,296円(タイヤ1本324円)
でした。
先のガソリンスタンドよりも安い工賃・廃棄代で済みました(笑)
また、購入したタイヤは送料無料で、
ダンロップ ENASAVE EC203 :
と国産の良さげなサマータイヤにしました。
街乗りがメインだし、雪道を運転することもないので、これで十分です。
なので、持ち込みタイヤでの、タイヤ取付サービス利用にかかった金額は、
30,896円 (内訳:6,480円 + 1,296円 +
となります。
ぼったくりガソリンスタンドの半分くらいの価格でタイヤ交換できてしまいました(汗)
無知って怖いですね。。。
町の電気屋さんしかり、地域に密着してメンテナンスで稼ぐスタイルを否定することはしませんが、ネットで簡単に調べられる時代に、いつまで通用するのかは気になるところです。
超高齢化社会を迎えるとはいえ、ITリテラシーの高い高齢者になれば自然と通じなくなると思います。
・・・と書いてて思いましたが、車に関しては高齢者が運転する死亡事故が注目をされているので、ITリテラシーの高い高齢者であっても免許返納する流れになることが予想されます。そうなると、高齢者の車の需要そのものが減るので、必然的にスタンドのぼったくり価格のタイヤ交換は減っていくことが予想されますね。。。
最後に
ぼったくりガソリンスタンドで対応した場合、よろしくやってくれるので、自分でタイヤを買って送りつけたりする手間はありませんが、逆にいうとそれくらいしかメリットはありません。
知った顔の人が対応してくれるのでちょっと安心と言いたいところですが、価格面で信用なりませんので、それは相殺としました(笑)
とはいえ、このよろしくやってくれる感じに20,000円に見合う価値があるとは思えなかったので、自分でタイヤを買ってタイヤ取り付けサービスを利用しました。
これを「1円でも安く!」みたいな観点を入れると労力がかかるので僕はそこまでしません。
ですが、ちょっとの労力(調査と手間)をかけるだけで6万が3万になるのであれば、みなさんはどうしますでしょうか?
何を選択するかはみなさんの自由ですが、情報が溢れかえっているこの時代に、何に対して「選択と集中」するかの判断は常に求められます。
自分自身、今後コンサルタントとしての人生を考えると、こういった普段の出来事における「選択と集中」は非常にいい刺激になるなと、前向きに捉えて行こうと思います。
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